シンポジウム「保身の代償」
シンポジウム「保身の代償」
《日時》 2024年3月24日(日)13:00~14:30@zoom
《趣旨》 2023年度の「論理国語」の授業(担当:高野慎太郎)では、2017年に長崎県で生じたいじめ自殺事件を題材に、日本社会の抱えるいじめの構造について検討してきた。題材には、本件を伝える新聞記事に加え、石川陽一『いじめの聖域』(文芸春秋社、2022年)、中川七海「保身の代償」を採りあげた。授業手法としては、事実・概念・価値観の順に検討を加える価値の明確化理論(Harmin&Simon)にもとづき、先験的な認識設定を排し、事実認定から価値判断までの過程を重視してきた。授業のまとめとして、学習者有志によるシンポジウムを行い、専門家による本件の論点の整理に加え、社会的な課題を授業化することの意義と課題について検討する。
《概要》
開会(司会:八谷早記)
開会挨拶
・高野慎太郎(自由学園女子部中等科・高等科教員)
報告(授業参加者から)
・授業の概要(事件の概要・グループ発表について)【山田桃子】
・行政文書・法令の分析、IDEAゲームについて【村上京】
・法令改正案について【北村紫帆】
基調講演
中川七海様(ジャーナリスト)
三村隆男様(早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
岡村遼司様(元早稲田大学教育・総合科学学術院教授教授)
*インタビュー:八木まりえ
ディスカッション
・登壇者によるディスカッション
閉会挨拶
・渡辺周様(Tansa編集長)
《参加登録》
以下のフォームからご登録ください
https://forms.gle/8Bx2gnjfcFXxTYmZ6
《参加費・定員》
無料・50名
《資料》
・Tansa「保身の代償」シリーズ(中川七海記者)https://tansajp.org/investigativejournal_category/hoshin/
『いじめの聖域』(石川陽一記者)
https://books.bunshun.jp/ud/book/num/9784163916224