いままで結婚できなかったのは自己責任!自分がモテない現実を知り、問題解決のためにすぐ行動しよう【中村淳彦『中年婚活』】
どれだけ婚活を頑張っても結婚できないのは、正しく自分を知ることができていないからかもしれません。これまでモテなかった現実を認め、改善できる点は改善する。まずはそこからスタートです。
中村淳彦『中年婚活 50歳、年収450万円からの結婚に必要な30の法則』より一部抜粋してお届けします。
「他責思考」はモテない男性の典型
アナタがいままで結婚できなかった、モテなかった、サエない人生しか送れなかったのは、すべて自分の責任です。これは肝に銘じましょう。
いままでの不遇を女性や社会のせいにしてしまうと、なにも変わりません。
なにより人のせいにするのは、人から嫌われるので状況は悪化の一途となってしまいます。モテない未婚男性たちからよく聞くのは、「女の理想は高すぎる」「顔だけで中身を見ない」「金だけで判断する」みたいな恨み節です。自分ではなく相手が悪いという主張であり、これは醜い言い訳です。
男性は他責、女性は自責というのは、筆者がする貧困取材でも、その傾向があります。貧しい現状を貧困女性は自分のせいと自分を責めます。しかし、貧困男性は総じて社会が悪い、生まれた時代が悪いと他責にしがちです。
日本は男性優位社会が続いたので、実際は女性こそ自責ではないのですが、その意識は反対に振れています。繰り返しますが、いまの不遇な結果を、自分に非はない、相手が悪い、社会が悪いという考え方では、アナタがなにも変わることがないので間違った行動に気づくことができません。
アナタは不遇でも、同じような年齢、外見、年収で女性からモテ、幸せな家庭を築いて、何度も結婚する人はいるわけです。結果を出している人とアナタは、なにが違うのでしょうか。
物事には必ず理由や原因があります。他責思考で現実から目を背けるのではなく、現実を知り、間違った行動に気づいて改善していかなければなりません。逆にいえば、間違った行動を改善すれば好転するわけです。現実から目を背けて、人のせいにすると、女性だけでなく、同性からも嫌われます。モテないだけでなく、仕事もうまくいかなくなり、人間関係もどんどんと壊れて破滅しかねません。
人は年齢を重ねるほど老化して、体力は落ち、異性からはモテなくなります。アナタだけではなく、全員がそうなります。他責思考で改善を後回しにして、人のせいにして時間を無駄にするほど、結婚というゴールは遠のいていきます。
いままでの結果はすべて自分が悪かったと悔い、反省し、自分のマイナスや至らなかったことを受け入れて変えていきましょう、ということは言っておきます。
自己の理解、自分を知ろう!
モテなかったアナタは、自己を理解することが必要です。まずは外見です。外見は自分の難点に気づけば、すぐに改善できるので、婚活の基本の基本になります。
スマホで自撮りを撮ってみましょう。
髪型、体形、肌、服装は、どうでしょうか。
しばらく美容室に行っていなくて、髪の毛がボサボサだったらすぐに整えましょう。理由はわかりますよね。髪型が整っている人とボサボサだったら、整っている人のほうが女性に安心感を与えてモテるからです。体型も、肌、服装も同じです。太っているより普通体型、張りのない肌よりピチピチした肌のほうが可能性は広がります。
外見だけではありません。婚活で女性に見られる要素は学歴、職業、年収、資産、将来性、人柄性格、家柄、住まいなど、アナタにかかわるすべての要素が評価対象となります。結婚は等価交換だとすると、これらの要素を改善すればするほど、選択肢が広がって成婚の可能性が広がってきます。
どこの会社でも、積極的に取り組んでいるPDCAサイクルはご存じでしょうか。計画を立てて(PLAN)、計画を実行(DO)、行動を評価して(CHECK)、改善して次回につなぐ(ACT)ことをしています。婚活も同じです。
たとえば、髪型だったら久しく美容室に行っていなくてボサボサだったことを自覚したとします。問題解決のために、すぐに行動しなければなりません。瞬時に美容院を予約、清潔感があって似合う髪型に変更します。そして、その姿をチェック。女性の反応を評価して、次回につなげるわけです。
自己の理解がないと、改善点を見つけられないのでスタート地点にも立てません。いままでの結果が悪いとすれば、なにかしら改善するべき間違った行動があります。自分がどうしてモテないのか、どうして結婚できないのか、それを理解して改善していきましょう。
面倒くさがってはいけません。未婚男性の死亡年齢中央値は67歳だと伝えました。改善して結婚するのと、近い将来に死んでしまうのと、どっちが幸せでしょうか。生きるか死ぬか、そんな究極の選択をモチベーションにしたら、すぐに行動を起こせるのではないでしょうか。
ここから先は
定期購読《アーカイブ》
「実話ナックルズ」本誌と同じ価格の月額690円で、noteの限定有料記事、過去20年分の雑誌アーカイブの中から評価の高い記事など、オトクに…