マガジンのカバー画像

ヤスデ丸

55
(やすでまる) 「実話ナックルズ」の女編集部員。埼玉生まれ中東ハーフ。いよいよアラサー。念願の初バイクだったYZF-R3を手放して、浮いた車庫代でフラメンコを習いに行くか検討中。…
運営しているクリエイター

#福井

「大抵の混浴は“ワニ”ばっかですよ」常連語るジャパニーズカルチャー『混浴風呂』の実情

「売春も…」次第に取り締まられる混浴【混浴】──その歴史は古いようで考えようによってはついこの間開花したとも言え、遡るは江戸時代。 庶民が銭を握りしめ日々の疲れと垢を落としに通う公衆浴場「銭湯」の文化が広まったのは、江戸時代初期といわれる。 当時は現在のような男女別の入浴スタイルではなく、皆同じ風呂を利用するのが一般的だった。 とは言え人間変わらぬもので、一糸纏わぬ男女が同じ空間にいれば、利用者のごく一部には風紀を乱す者が現れたり、『千と千尋の神隠し』でもお馴染みの「湯女

はじめての競艇場と飯、飯、飯(福井旅行 最終編)┃ヤスデ丸の1万逃歩日記 #14

なかなか運動する機会もないため、毎日1万歩は歩くように心がけている編集部員ヤスデ丸(27歳・独身女性)。健康増進というだけでなく、散歩は日々の現実逃避にうってつけ。その道中で見たもの聞いたものは、こんなもの── 旅行2日目の朝。宿を出て向かったのは初日にも行った東尋坊。実は有名な蟹だか海鮮丼だかの店に行こうと思ったものの、ちらっと覗いたら長蛇の列……。 私は世の中に何十分も並んでまでして食べる甲斐のある食べ物は世の中に存在しない! と思っているので(ありがたいことに同行者

競艇選手いきつけの隠れ居酒屋でまさかの…(福井旅行 後編)┃ヤスデ丸の1万逃歩日記 #13

なかなか運動する機会もないため、毎日1万歩は歩くように心がけている編集部員ヤスデ丸(27歳・独身女性)。健康増進というだけでなく、散歩は日々の現実逃避にうってつけ。その道中で見たもの聞いたものは、こんなもの── 北陸地方唯一のストリップ「あらわミュージック館」で3人の踊り子たちと鼻の下を伸ばし脇を締めてチェキ撮影。空腹の腹を満たしに懐かしの花園をあとにする。駅前の観光エリアの店舗はどこも満席。まーハナからそんなとこ行く気もないけどね! と人気の少ない道を歩いていると「すみれ

相場半額の民宿、北陸唯一のストリップ劇場(福井旅行 中編)┃ヤスデ丸の1万逃歩日記 #13

なかなか運動する機会もないため、毎日1万歩は歩くように心がけている編集部員ヤスデ丸(27歳・独身女性)。健康増進というだけでなく、散歩は日々の現実逃避にうってつけ。その道中で見たもの聞いたものは、こんなもの── 世界的にも珍しい成り立ちの景勝地にも関わらず、世間からの「身投げスポット」の印象からなかなか逃れられない東尋坊。そりゃ「悪い坊さんが酔っ払った隙に突き落として殺した場所」なんだから仕方ない気もする。 寒空がより一層寒く感じる日本海の潮風を後にし、この日予約した民泊