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#事件

【真相ルポ】買い占め事件の裏を関係者に直撃……アイフォン巨大利権とチャイニーズドラゴン

取材・文=根本直樹行列を監視する “現役メンバー” 2024年9月17日、“チャイニーズドラゴン(警察用語。複数ある在日中国系反社グループの総称)”の幹部ら男女7名が威力業務妨害の疑いで逮捕されたと報じられると、裏社会に緊張が走った。中国人グループの関係者は言う。 「1年前の些細な事件を今頃だ。暴力団の次は、お前ら中国系も徹底的に的にかけてやるぞという警察の強い意志を感じ、みんな警戒している」 事件は23年9月、東京原宿のアップルストア前で起きた。前出の関係者は言う。

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元従業員告白「西成の“シャブ焼肉屋”で働いてました」 世間を騒がせた『ドライブスルー密売』とは

件の報道からわずか数時間後、編集部に一本の電話がかかってきた。電話口の男性は、「いまニュースになってる店で、自分働いてたんです」という── 「麻薬撲滅」交番の目の前で 「こんな大っきなニュースなると思うてなかったから。パッと記事見たとき『ほんま逃げててよかった』て。そもそもあんな目立つ場所で品物(シナモン)を捌いてることからしておかしいんですけどね。正直、グロいなって量も見ましたから」 その“シャブ焼肉屋”を飛ぶように辞めてから半年後、オサムさん(仮名・20代後半)は目

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「売りに出ているいい土地があるんだ」“職業・地面師”17人が暗躍した積水ハウス巨額詐欺事件の舞台裏

取材・文=安藤海南男4ヶ月の海外逃亡 2019年1月11日、東京・大田区の羽田空港。20時を回った国際線の搭乗口は多くの乗客が慌ただしく行き交っていた。 帰宅の途に就く者、異国の地に旅立つ者。それぞれの事情を抱える旅人たちの群れの中で、異なる空気をまとったマスコミの一団がフロアの一角に陣取っていた。 「そろそろだな…」 スマートフォンで時間を確認した記者の言葉を受け、脚立の上に立つカメラマンが長尺のレンズを通路に向ける。居並ぶカメラの放列が一斉に狙いを定めたその先から

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【裏面史】戦後4大怪事件の裏にアメリカの陰謀ありーー作家・松本清張が暴いた「日本の黒い霧」

                     取材・文=安藤海南男 占領軍が 「人を簡単に消せた」時代 作家・松本清張がその「問題作」を発表したのは今から64年前のことだった。タイトルは『日本の黒い霧』。文藝春秋誌上に1960年7月号から12月号にかけて連載された。清張が題材として取り上げたのは、1945年から1954年の戦後10年に起きた種々の事件である。

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【紀州のドンファン毒殺事件】「私のカラダを弄んで3千万円は当然」ドンファン元妻・須藤早紀被告のセックスとカネに溺れた半生

取材・文=実話ナックルズ取材班ススキノのキャバクラで 「3千万円は私のカラダを弄ぶために払った対価」 5月10日、和歌山地裁。その法廷で過去に愛人関係を結んでいた男性から受け取った金銭について詐欺罪を問われていた「紀州ドンファン」こと野崎幸介さんの元妻・須藤早貴被告は、堂々とそう主張して犯意を否定した。3年ぶりに人前に出た早貴は、黒いワンピースを着て腰まで伸びた黒髪という出で立ちだ。美貌の幼妻と言われていたが、すでに年齢は27歳となっている。化粧はせず少し痩せたその顔は、

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【宝島夫妻殺害事件】「20代からキャバクラで……」逮捕されたセレブ長女・真奈美容疑者の裏の顔

「うちは普通の 家族じゃないのでー!」 「彼女は、主犯格の夫らを完落ちさせるためのスケープゴートとして逮捕された」 ある捜査関係者がそう解説する。上野で焼肉店を営む宝島龍太郎さんと妻・幸子さんの遺体が栃木県那須町の山中で発見されてから約2ヵ月後、事件は急展開を迎えた。主犯格と見られる関根誠端容疑者ら6人が殺人罪で逮捕されていたが、ついに7人目の逮捕者が出たのだ。2024年6月27日、両親に対する殺人容疑で逮捕されたのは、関根の内縁の妻である宝島真奈美容疑者。実は、真奈美は

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AV業界で事件について振り返る者は、誰もいない…桃井望変死事件(後編)【中村淳彦『ハタチになったら死のうと思ってた』】

2002年、業界を揺るがす大事件が起きていた。当時トップアイドルとして超人気を誇っていたAV女優・桃井望の突然の死。「殺ったのはAV関係者」そんな声も聞こえてくるが……。中村淳彦著『ハタチになったら死のうと思ってた AV女優19人の告白』より一部抜粋してお届けします。(前編はこちら) 「犯人はAV関係者だと思う」 2人は同じ高校の先輩後輩だった。  2001年5月頃、桃井の同級生の紹介で知り合う。酒井氏は一学年下の彼女のことは知らなかった。事件当時、桃井望は東京でプロダクシ

【六本木クラブ襲撃事件】関東連合元最高幹部・見立真一カンボジアに潜伏か【フィリピン拘束説のその後】

情報を持ち込んだ 「ファンドの男」 「見立はカンボジアにいる」 真偽不明のそんな情報が飛び込んできたのは、2019年4月下旬のある日のことだった。見立真一容疑者。2012年9月、東京・六本木で起きたクラブ襲撃事件の主犯格として警視庁がその行方を追う逃亡犯である。警察庁が準暴力団に認定している「関東連合OBグループ」を率い、事件を起こしたとされる見立容疑者は、犯行後にフィリピンに逃亡したとされ、現在、警察庁を通じて国際指名手配を掛けられているが、いまだ逃亡を続けたままだ。動

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【疑惑写真スクープ入手】「アニキと慕った先輩があの少女リンチ殺人犯でした」ーー綾瀬コンクリート殺人事件“主犯A” 出所後の姿を後輩が告白!

「噂を聞かされた時、とても信じられませんでした。だから酒の席で聞いたんです。あのコンクリ事件の主犯って嘘ですよねって。そうしたら表情がピタリと止まって、急に青ざめていきました。2013年8月の話です。その翌日から連絡が取れなくなりました。それまで毎日のように会っていたのに…」

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【六本木クラブ襲撃事件】逃亡中の関東連合元最高幹部・見立真一容疑者 裏社会に広まった“決定的情報”ーー「見立がフィリピンで逮捕された!」

マニラで拘束 「『ミタテ』という男を知っているか」 ある組織の組員のもとに、フィリピンから問い合わせがあったのは2018年4月のことだった。海の向こうからかかってきた電話は、現地の警察関係者からのものだったという。 「誰のことかすぐに見当は付いたが、よくよく聞いたら、『その男は高く売れるのか』という。相手が男の〝値段〟を知りたがっているようだとわかって、ああ間違いねえなって」 脳裏に浮かんだのは、街の至る所で見かける手配書の中の男の「顔」だった。 2012年9月に発

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【新事実・未解決事件】「特命班が血眼で追う“血まみれの第4の男がいる」/2001・9・1歌舞伎町ビル火災

現在も捜査継続 2001年9月1日深夜の出来事だった。風俗ビルが立ち並ぶ歌舞伎町一番街。その日、「明星56ビル」には、普段と変わらぬ淫靡な風景が広がっていた。だが、深夜1時、狂乱に彩られた週末の風景は一変する。3階の違法麻雀店「一休」の防火戸付近から出火し、瞬く間に4階のセクキャバ「スーパールーズ」を煙で包んでいく。迫りくる猛火は、44人の尊い命を一瞬で呑み込んだ。

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「彼女を殺して、自分も死のうと……」吉原高級ソープ嬢殺人事件の謎(ライター・渋谷一記)

「うちの子が、 男性客に刺されました」 「彼女は紛れもない人気嬢でしたよ。この業界で最大のタブーは引き抜き行為ですが、『いつか、うちの店で……』と狙っていた風俗経営者も結構多かった」(吉原関係者)  生前に撮影された一枚の宣伝用撮影写真。吉原のソープ「Y」に勤務していた「23歳」の雪華さんのそれだ。白色の下着から「Kカップ」の爆乳がこぼれ、艶やかな茶髪からは上品な色気が溢れ出る。彼女を知る風俗関係者が嘆息しながら言う。

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「あの子は邪魔な存在」ーー浅草4歳児毒殺事件は“毒妻”の恐怖洗脳が元凶か(ライター・五頭章太郎)

家に放火 洗剤一気飲み 「志保を知る周囲の人間たちはこぞって彼女を『サイコパスだ』と表現する。ここ最近でもまれに見る異常な事件だ」(捜査関係者) 一連の毒殺劇の発端となったのは昨年3月、東京都台東区のマンションの部屋で発見されたひとりの幼児の遺体だった。

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飛び散った指が、床でじゅうじゅうと音を立てたーー安達祐実「封筒爆弾テロ事件」 消えた“コミケの爆弾魔”(ライター根本直樹)

年収1億円の中学生 「パンッ」 クラッカーを破裂させたような爆発音とともに男が床に倒れ込むと、オフィス内には煙が充満し、火薬の匂いが立ち込めた。倒れ込んだ男の手のあたりからは鮮血が流れる。よく見ると、左手の親指の先端がなく、中指と薬指は肉が削がれて骨が剥き出しになっていた。吹き飛び、熱で溶けた皮膚と指の断片が床に貼りつき、じゅうじゅうと音をたてている。それはまさに悪夢のような光景だったーー。 1994年12月20日午後5時45分過ぎ、当時、千代田区二番町にあった日本テレ

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