「実話ナックルズ」本誌と同じ価格の月額690円で、noteの限定有料記事、過去20年分の雑誌アーカイブの中から評価の高い記事など、オトクにお楽しみいただけます。
¥690 / 月
- 運営しているクリエイター
#事件
【紀州のドンファン毒殺事件】「私のカラダを弄んで3千万円は当然」ドンファン元妻・須藤早紀被告のセックスとカネに溺れた半生
取材・文=実話ナックルズ取材班ススキノのキャバクラで 「3千万円は私のカラダを弄ぶために払った対価」 5月10日、和歌山地裁。その法廷で過去に愛人関係を結んでいた男性から受け取った金銭について詐欺罪を問われていた「紀州ドンファン」こと野崎幸介さんの元妻・須藤早貴被告は、堂々とそう主張して犯意を否定した。3年ぶりに人前に出た早貴は、黒いワンピースを着て腰まで伸びた黒髪という出で立ちだ。美貌の幼妻と言われていたが、すでに年齢は27歳となっている。化粧はせず少し痩せたその顔は、
¥100
【六本木クラブ襲撃事件】逃亡中の関東連合元最高幹部・見立真一容疑者 裏社会に広まった“決定的情報”ーー「見立がフィリピンで逮捕された!」
マニラで拘束 「『ミタテ』という男を知っているか」 ある組織の組員のもとに、フィリピンから問い合わせがあったのは2018年4月のことだった。海の向こうからかかってきた電話は、現地の警察関係者からのものだったという。 「誰のことかすぐに見当は付いたが、よくよく聞いたら、『その男は高く売れるのか』という。相手が男の〝値段〟を知りたがっているようだとわかって、ああ間違いねえなって」 脳裏に浮かんだのは、街の至る所で見かける手配書の中の男の「顔」だった。 2012年9月に発
¥200
飛び散った指が、床でじゅうじゅうと音を立てたーー安達祐実「封筒爆弾テロ事件」 消えた“コミケの爆弾魔”(ライター根本直樹)
年収1億円の中学生 「パンッ」 クラッカーを破裂させたような爆発音とともに男が床に倒れ込むと、オフィス内には煙が充満し、火薬の匂いが立ち込めた。倒れ込んだ男の手のあたりからは鮮血が流れる。よく見ると、左手の親指の先端がなく、中指と薬指は肉が削がれて骨が剥き出しになっていた。吹き飛び、熱で溶けた皮膚と指の断片が床に貼りつき、じゅうじゅうと音をたてている。それはまさに悪夢のような光景だったーー。 1994年12月20日午後5時45分過ぎ、当時、千代田区二番町にあった日本テレ
¥200