なぜ職を変えるのか?
悩みは尽きない。
現職への不満と、転職への不安だ。
確かに現職は苦しい。人間関係こそそこそこ良好だが、この先の業績と目下のノルマは苦しすぎる。どういう算術であのノルマは降ってくるのか。上層部と現場の認識は日に日に離れていくばかりだ。
しかしでは簡単に転職できますか?、という話だ。このコロナ禍で。
今日転職エージェントと面談を行った。求人の振り分けなど行ったが、相変わらず自分の軸のなさを自覚するばかりで、未来への希望は持ち得ようが無い。
完全に板挟みである。
なぜ職を変えるのか?
それは、これまで培ってきた人間関係と同期の絆と慣れてきた職務を放り投げてでも、「環境を変える」ことで心機一転前を向けるようになる、と思っているからなのか?
だとしたら、私が職を変える目的は「環境を変える」ことなのだろうか?
まあ一理ある。一理あるものの、その先はないよな。
などといつもの石橋を叩く癖が顔を出す。
その先で今と同じような境遇になったらまた職を変えるのか?と、とにかく踏み出してみたらいいのに、いつもこの性格は最後らへんに顔を出して、私を躊躇させる。困った。
もうひとつ理由はある。私は最近、将来において自分の事業を立ち上げたいと志すようになったっぽい。そのために、学びを得られる職場と副業が可能な職場を求めている。今の職場では両方無理だ。それらを求めるのは立派な転職理由、だと思う。
何はともあれ、私は今の職場で夏まで働くつもりは無い。今のところ復職直後の私に対して、部の皆さんはとても優しく接してくれているし、人事部は(渋々)異動も検討してくれているみたいなので、居心地はいいのだけれど。でも将来には残念ながら結びつかない。
「焦るでない」
そう心の声は申すが、焦ってはいないのだ。こう見えて。ただ、好きな仕事をして幸せに浸るにはこの職場は向いていない、から、若いうちに転職したいということなのだ。筋は通ってるでしょう?
とはいえまだまだ葛藤が尽きない。
転職を経験された皆さんはどうなんだろう。
こういった葛藤をどう乗りきったのかな。
悩み尽きない若輩の夜である。