今現在の自粛店舗のFAの実態と募る不安
こんにちはファッションアドバイザーのkikiです。
世の中はコロナコロナ、コロナで一色の中
7都府県に緊急事態宣言が出て私の勤務する店舗も緊急事態宣言が
出て臨時休業になり、あっとゆう間に10日が過ぎました。
私はコロナ以前から自社の私たちFAはもっと個人の力をつけないと
次世代に生き残っていけないと事あるごとに上司に訴えかけていました。
いつだって帰ってくる返事は
「みんなお前みたいに意識が高いといいんだけどな」とか
「さすが○○さん」とか、私が欲しい返事ではありませんでした。
そんな中でも自分と一緒に働いてくれている部下には
厳しいかもしれないけど、生き残っていくために必要だと思う接客スキルを身につけてもらう為、指導を熱を入れて日々して来たつもりです。
そしてコロナの影響で時短営業になったり、土日が急に臨時休業になった
3月上旬、私は本格的な危機感を覚えて私たちFAがテレワークになってもすぐ出来る事考えた。
正直、私たちFAの仕事が減ってくのはあと一年は猶予があると思っていたので気持ちは焦っていました、もちろん一人で。
その中で私たちFAだからこそテレワークでも出来る事を思いつきました。
すぐに私は直属の上司二人に別々に話をさせてもらいました。
ただ返って来たのは「すごくいい考えだ、ただそれが出来る環境に今はまだない」と。
いや、手段を考えれば出来るはずだと私は思ったし、こういう新しいチャレンジを拒んできたからうちの会社は「化石」なんだなって残念に思ってしまいました。
もちろん「化石」であることはいい部分もたくさんあるんですけど・・
そこで私は大きな声で問いかけました。
「じゃあ臨時休業とかで自宅待機になった私たちは何をしたらいいんですか?」
私は今後いつまで続くかわからない「自粛」と言う名の「特別休暇」がもらえる自社の社員の事を考えると不安で仕方なかった。
会社に何も仕事や課題をもらえなかったら今の社員は自ら何かをやろうと思うだろうか?
社員は保証があるから出勤しなくてもいつまでも給料がもらえると安易に思ってるんじゃないだろうか?
そんなFAが店が再開した時に急に戻って、変わり果てた世の中の流れについていくことが出来るだろうか?その時はもうアパレル業界も「次世代」にまた一方近づいているはず。
どう考えても実店舗は減る、世の中的にも。
そんな不安で自宅待機のFAに仕事を与えて欲しいと上司に訴えかけたんです。
返って来た応えは
「今のところ、本部からは何も言われてないです」
「英気を養うことが仕事です」
だった。
コロナの影響が出て今までテレワークなんかしていなかった企業も
今必死に仕事をするために順応に対応しようと頑張っている。
なのに自社はいつまでも「ぬるま湯」に浸かっているから
こんな危機的状況の中でも社員に甘い。
自ブランドでも3割程度が臨時休業をしているが地方の店舗は
引き続き営業をしている。いつだって危険と隣り合わせで
閉まっている店舗の分も在庫を抱えて必死で頑張ってくれている仲間がいるのに。
その他店の仲間の事を考えて自宅待機ができているFAなんて
ほとんどいないんじゃないだろうか?
逆に本部の人たちはテレワークでやることが増えているらしく
特にECなど四苦八苦頑張ってるのが目に見える。
このFAとの差は何だろう。
会社もFAに出来ることはないと思っているから
仕事を与えてくれないんだろうか?
現状そこまで手が回らないから放置されているのか?
逆に考えれる人はちゃんと自分が出来る事見つけようと努力しているはず。
でも今までぬるま湯で与えられたことしかしてこなかったスタッフは
正直何をしたらいいのかわからないのが現状だと思う。
「ただの休み」にするのはある意味「パワハラ」だと私は思う。
自ブランドで行なっている週一のWEB会議も自宅待機のスタッフも全員参加させればいいと思う。私は自ら参加しています。
お店が休みだから売れ筋とか施策とか関係ない、はおかしい。
店が閉まって会社の現状が知れないという事に不安を抱かないのだろうか?
きっとこう言うと、「みんながPCを持っている環境じゃないと思う」
とか「強制できない」とかぬるま湯発言をされるんだろうか。
指示を待っていても仕方がないと感じた私はこの休みの間も、毎日8時間は会社貢献できる何かを考えながら勉強したり、作業に取り組んでいます。
それはお給料をもらっているので当たり前のことだと思うのです。
とうとう今日、全国に緊急事態宣言が出ることが決まったそう。
さてリアル店舗が全店臨時休業になったとしても
会社は私たちに何も仕事を与えてくれないのでしょうか?
最近この不況から生き残れなかった企業が次々にニュースに上がってきている中で
「明日は我が身」
三週間目にそう言った私を幹部の人たちは笑って
「うちは大丈夫だよ、今頑張ってるから」と
励まそうとしてくれました。
正直それで全く安心はしていない。
それでも私もサラリーマン。自社愛もある。
だからこそ
「今、できること」
自分なりに頑張るしかない。
賛同して一緒に頑張ってくれる仲間の為にも。
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