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彫刻から再びタイポへ

時間が経ちましたが、前投稿でお話した彫刻「座禅熊」の展示写真を載せておきます。

年始の企画展「冨二と初夢」での写真ですが、場所は昨年目黒にオープンしたpottariというカフェギャラリーです。古い建物をセルフ・リノベーションした素敵なお店ですので機会があったら是非寄ってみてください。
下記インスタグラムで最新情報をご覧いただけます。
https://www.instagram.com/pottari.tokyo/

「座禅熊 no.1 & no.2」 at pottari
「座禅熊 no.1 & no.2」 at pottari

これが彫刻の展示としては初めてですが、昨年から仏像の模刻その他トレーニング的に相当な数のものを作っています。その作業が自分のフォルム(形)の捉え方を再認識することになり、タイポの方にもいい刺激になったようです。

7月に銀座のGallery Camelliaでの喫茶イベントの際、茶室の室礼(しつらい)として制作・展示した「喫茶去(きっさこ)」という禅語の作品は、長い間手足のように使ってきたAdobe Illustratorを経由せず、手描きの輪郭をPhotoshopで加工後シルクスクリーン、というアナログなプロセスで制作して非常に手応えを感じたため、文字のスタイルやプロセスはそれを踏襲して個展用のタイポ作品に取り組んでいます。
※この展示では陶による座禅熊も短期間一緒に展示しました。

「喫茶去」 2022年 ©2022 Jiro Bando
「喫茶去」 2022年 ©2022 Jiro Bando
「座禅熊 no.3」 ©2022 Jiro Bando


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