北川さんが肩甲骨と仰っていたから
今日の昼システマ(昼テマ)の冒頭の質問コーナーで肩甲骨について質問した。
北川さんは「肩を緩めると聞くと肩を緩めようとするけど、厳密には肩甲骨周りも」というようなことを仰ったと思う。
そういうわけで、今日の昼テマのテーマは肩甲骨となった。
まずは肩甲骨の輪郭を知る。
ペアで肩甲骨の縁をこすり合う。力は入れない。
こすっていくと、脳内で肩甲骨の存在が増していく。
個人的には、肩甲骨の上下の輪郭を認識しにくかった。
そのあとはストレッチ。
両腕を上に上げて壁を利用して背中を伸ばすイメージ。
肩には負担がいかないようにする。
広背筋群も肩甲骨周りに影響を与えているので、背中の下部にも効くようにする。
片腕をもう片腕で引っ張る。
肩甲骨が開くように。
片腕を壁に当てて反らせる。
胸骨周りから反るように。
壁に腕を当てて前後に回す。
壁に拳を当てて肩を前後に回す。
僧帽筋、広背筋、大胸筋の固くなっている筋肉を指の末端を使ってほぐしていく。
指の腹ではない。また、爪ではない。
これができるようになると、末端で相手に力を与えられるようになる。
セルフで緊張がある部分を押す(ほぐす)のも同じようにやると良い。
最後に若干ストライク的な(今週のテーマはストライク)。
軽く打って、肩を後ろに回す。
拳を相手の身体に当てたままにする(むやみに引かない)。
そうすると、意外と相手を押すことができる。
類似したもので、拳から腕全体をガチガチに固めてから打つのと、力感無しでやったやつの比較をした。
肩甲骨とか肩にはいろんな関節があったり、いろんな筋肉があって動きを産んでいる。
骨を分かれば、動きも変わるんだろうなと思った昼テマだった。