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背中で語る人と、机上の空論を語る人の違い。

色々な情報発信者を見ていて響く人とそうではない人、あるいは説得力を感じる人と、そうではない人に分かれるのはなぜなのか?

そんなことをふと思った。


おそらくその違いというのは、タイトルにも書いている通り、

「背中で語っているか、机上の空論を語っているのか」

という違いではないかと。


背中で語るというのは、自分が実際に行動をして何らかの成果を獲得し、それらを元に情報発信をしているということ。この成果というのは、上手くいったことだけではなく、失敗したことも含めて成果と言うことにしよう。


実際に自分が行動して起こったことを話せばいいので、具体的かつ鮮明に遭遇したイベントについて話すことができる。

そうすると必然的にリアルさが感じられ、信憑性が増す。もちろん背中で語るためには、多くの人よりも先を歩いている必要があるわけで。少し離れているところから自分の軌跡を見せることにより、情報を受信している人もその道を歩いてみようかなぁと思ってもらえる。




一方で机上の空論を語るだけの人は、自分が先を歩いていないにも関わらず、「あの先にはこういうものがありそうですよ」という風な発信の仕方をする。一見具体性があるようにも見えるが、よくよく観察すると自分のストーリーがなく、誰にでも言えるような内容を語っていることが多い。


まぁ、自分が道を作っていないのであれば、確かにそうなってしまうやろうね。実際に体験していないことやから、もっともらしいことしか語れないのは当たり前。


背中で語る人からは具体的な道筋が見えるのに対し、机上の空論を語る人からは、道が見えない。その違いは背景や積み重ねなど、その人を構成する諸々の要素量に差が生じているために発生する。


自分が得たものを具体的にアウトプットできる人は、自信があるから発信がどんどん魅力的になっていく。内容や言葉にオーラが纏われることで、独自のシルクロードが完成するわけやね。



なのでまずは、少しずつでいいから行動して自分の物語を動かすことが、めちゃくちゃ重要。


「自分はまだ始めたばかりで、持っている情報や知識が少ないから・・・」


なーんてことを言っていたら、一瞬で時が過ぎていく。


僕は割と学習が好きな方で、動き出すのに時間がかかった方やと思う。自分の中で基準を上げすぎていたが故に、


「もっと多くのことを知らなければ!」


という気持ちが強く芽生えていた。けれど、結局今となっては動き出してから、その過程で分からないことや知りたいことを学んでいくのがいいと感じている。一刻も早く机上の空論ゾーンを抜け出し、背中で語るゾーンに突入しないと、誰も自分の話を聞いてくれないから。



1ミリでも行動を開始した時点で、傍観者に影響を与えられるから恐れずに進んでみてほしいなと。動けば何かしら発生して、面白いネタになる。けれど、動かなければ自分の中に情報や知識が貯まるだけで、何も始まらない。



情報発信の世界に飛び込んだからスタートではなく、一歩踏み出して自分の物語を動かし始めた時が、本当のスタートだなぁと僕は思うね。

ということで今日はこの辺で。ではまた。




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