たまには「限界」に挑戦したほうがいい~自分の力を見極める~
先日、「足りないものを知る」ことの重要性を書きました。
足りないものを知るための1つの手法として、「自分の限界に挑む」というものがあります。
自分のできること全てを使ってみる、というものです。
よく、お酒を飲む時には「自分の限界」を考えて飲みます。
飲みたいがために、限界を大きく見積もり、結果的に限界を超えてしまって周りに迷惑をかけることが往々にしてあります。
しかし、仕事の時などは、自分の限界を小さく見積りがちです。
失敗したくない。という気持ちから、自分が今までできた範囲を考え、限界を小さく見積ります。
「できると思っていること」と「実際にできること」の差が大きいと、それだけチャンスを失います。
よく、RPGでレベル上げをしていると、少し強い敵でも倒せるのに、力を小さく見積もって弱い敵ばかりを倒してしまいませんか?
強い敵の方が経験値が多いので、結果的に時間をロスしています。
自分ができることを全て把握しておけば、自分の限界の範囲は予想と現実で差がなくなります。
それが、「自分の限界に挑む」というものです。
最近は「アウトプット」が話題になっています。
出力を意味する「アウトプット」は新たなインプット(入力)にもつながるため、いかにして自分が手に入れたものを活用していくか、様々な本が出ています。
「自分の限界に挑む」のは、「失敗できる場所でアウトプットを行う」ことが大切です。
「失敗してはいけない」と思うと、人は限界を小さく見積りますし、力が発揮できません。
経験したことがないもの・・・できる限り試行錯誤できるものに挑んでみると、自分の限界を知ることができます。
アウトドアなど、外に出ることもそうですが、文章を書く事も1つの方法です。
1つの言葉の説明も、相手に伝えるためには「伝える相手の知識量」「その言葉の意味」「自分が使える言葉」など、いろいろな要素が必要です。