もょろと@人生はRPG論研究会会長

人生はRPGだと思えば、ワクワクした冒険ができる。 1人でも人生というゲームの主人公を増やして世界を平和にしたい。

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最近の記事

お笑い芸人が「頭がいい」理由~M-1やTHE MANZAIを観察する~

M-1やTHE MANZAIなど、年末になり、お笑い番組の特番が多く放送される時期になりました。 漫才はどうやって作るのでしょうか。 M-1やTHE MANZAIを見ていて、以下の結論に達しました。 まず、物を見る目の解像度を上げる。 解像度とは、「画像の精細さを表す尺度のこと。画像を構成するピクセルの数で表し、数が大きいほど精細。(中略)解像度が高いほど精細な表現が可能になる。」(ASCLL.jpデジタル用語辞典) 漫才のテーマを見ていくと、自分たちになじみがある

    • たかがゲーム、されどゲーム~ゲームは本当にムダなのか~

      ゲームをすることは人生の時間をムダにしている。 そんな意見が、テレビゲームの登場とともに、ずっと言われ続けています。 しかし、本当に人生の時間を無駄にしているのでしょうか。 PGF生命(プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社)は、2018年10月9日~10月11日の3日間、20~79歳の男女を対象に「人生の満足度に関する調査2018」をインターネットリサーチで実施し、2,000名の有効サンプルの集計結果を公開しました。 この中で、今年、実際にハマり

      • 「エモい」はスマートフォン~個性を進化させる女子が「エモい」~

        「エモい」は日本語を崩壊させるのか。 今年の流行語大賞が発表されたくらいから、そんな話が聞こえてきます。 「エモい」に限らず、「ヤバい」など女子高生・女子大生から生まれた言葉は、同じような議論を巻き起こします。 私はそうは思いません。 日本語を崩壊させる、という論調の方は「表現力の低下」を危惧して理論を展開します。 しかし、私は逆に表現力があるから、多くの意味を集約した「エモい」などの言葉が生まれるのではないかと考えます。 スマートフォンの登場により、携帯電話1台で

        • 終わりが見えないからワクワクする~TWDWに行ってきた話~

          勤労感謝の日前後の7日間に開催される“働き方の祭典”「TOKYO WORK DESIGN WEEK 2018」 その中のプログラム、渋谷ヒカリエで11月18日に行われた「NO LIMIT&NO BORDERS! 冒険だけが人生だ」に参加してきました。 電波少年のT部長でお馴染みの土屋敏男さんのトークが聞けるということを前日に知り、その場でチケットを取って参加しましたが、実りがものすごく多かったので、何回化に分けて小出しで出していきます。 土屋さんの他にはThe Brea

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        • 人生はRPG論的 攻略の書~知識編~
          14本
        • 人生はRPG論的 攻略の書~世界編~
          6本
        • 人生はRPGだ!~人生はRPG論研究会基礎~
          13本
        • 旅立ちのススメ~誰にでも冒険は始められる~
          7本
        • ポケモンから学ぶ会社やチームの運営方法
          6本

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          ドラクエと多動力~転職のメリットと注意~

          「多動力」とは、いくつもの異なることを同時にこなす力のことを言います。 ホリエモンこと、堀江貴文さんの著書で出てきた言葉です。 職種や分野を次から次へとまたいでいくことで、横のつながりができて、戦うための新しい発見がある。ということです。 実はドラクエではすでにこの「多動力」がシステムとして組み込まれています。 ドラクエには「転職」システムがあります。 「戦士」「魔法使い」「僧侶」など、様々な職業に転職します。 職業ごとに「熟練度」というステータスがあり、熟練度が上がる

          ドラクエと多動力~転職のメリットと注意~

          誰でも「読書」が1分でできる方法~知識を簡単に手に入れる~

          あなたは、「読書しなさい」と言われたことはありますか? 読書が苦手な方は、嫌だと思ったことがたくさんあるでしょう。 ですので、最初に宣言します。 「読書が苦手な方は、本を全部読まないでください。」 知識について、一番手っ取り早い入手方法は読書です。 だからこそ、読書をすすめる人が多くいます。 最近ではSNSやインターネットもありますが、本は多くの人の判断を経て出版されるため、SNSやインターネットよりも正確性や信頼性があります。 それに加えて、「編集」という段階を経て

          誰でも「読書」が1分でできる方法~知識を簡単に手に入れる~

          伝説のアイテムは情報と行動で手に入れる~お金で買えないアイテムの入手~

          RPGにおいて、エンディングに向かうまでの道のりの中にはどうしても手に入れなければいけないアイテムがあります。 往々にして、そのアイテムはダンジョンの奥底に眠っていたり、誰かが持っていたりします。 (最終ダンジョンの入口の鍵がその辺のお店で売っていたら、それはそれで怖いですよね) いわゆる「伝説の装備」も、お店では売っておらず、手に入れるためにはさがす必要があります。 人生においても、ある程度まではお金で手に入りますが、大事なものはお金で手に入れることができません。 では

          伝説のアイテムは情報と行動で手に入れる~お金で買えないアイテムの入手~

          強力なアイテムはお金で買えない~お金は意味を成すのか~

          「よーく考えよう お金は大事だよー」 ずいぶん昔にこんなCMがありました。現代社会において、生きていくためにはお金は大事です。 ですが、過度にお金を大事にしすぎるのも考えものです。 昨日たまたま見つけた、ランジェリーブランド「feast」などを手がけるハヤカワ五味さんのインタビューにこんなことが書かれていました。 「お金は最初の方で一気に使ってしまうかも。中盤以降からお金に変えられないアイテムが増えてくるから。そうすると、お金の価値が低くなっていくんですよ。」 お金

          強力なアイテムはお金で買えない~お金は意味を成すのか~

          ひのきのぼうでゴールドは稼ぎ続けられるのか~大事な投資の話~

          ドラゴンクエストシリーズをプレイしたことがある方ならおなじみの「ひのきのぼう」。 最初の町で「どうのつるぎ」を買えるまで頑張った人も多いのではないでしょうか。 なぜあなたは「ひのきのぼう」ではなく「どうのつるぎ」が欲しかったのでしょうか。 「攻撃力が上がるから」と考える人が多いのではないかと思います。 では、なぜ「攻撃力を上げたい」のでしょうか。 「敵を早く倒せるから」ですよね。そして「経験値」や「お金」のためであり、最終的にはゲームをクリアするため、ではないでしょうか。

          ひのきのぼうでゴールドは稼ぎ続けられるのか~大事な投資の話~

          自分のオリジナルと宝物は見つかる~旅立ちはいつも孤独~

          RPGのスタートは、往々にして主人公1人で旅立ちます。 その結果、全て自分で解決するしかない状況になります。 魔法しか効かない敵が出てきたとしても。 欲しい装備の購入費が足りないとしても。 戦いすぎて、HPが残り少ないとしても。 どうにかして、主人公1人という少ない手数の中で解決の糸口を考える必要があります。 少ない手数の中から模索し、考え抜いて工夫するという工程を経て、人は手数の使い方を学んでいきます。 また、できることが少ないからこそ、いろいろな失敗をします。 失

          自分のオリジナルと宝物は見つかる~旅立ちはいつも孤独~

          エッセイや生き方本は「他人のゲームソフトの攻略本」

          自由な形式で、気軽に自分の意見などを述べた散文。随筆。随想。 心に浮かんだ事、見聞きした事などを筆にまかせて書いた文章。そういう文体の作品。 エッセイとはそういう意味だそうです。 人となりが分かるため、有名人のエッセイは売れるし、大きい共感を得る時もあります。 エッセイでは時に、「こういう時にこうしたほうがいい」などの方法論が書いてあることもあります。 また、巷には「こうやって生きたほうがいい」と説く、いわゆる「人生の生き方」本がたくさんあります。 あなたが、その人みた

          エッセイや生き方本は「他人のゲームソフトの攻略本」

          人生に無駄なことはあるのか~サブクエストをこなすかどうか問題~

          サブクエストとは・・・クリアすることでアイテムや仲間が手に入ったり、ただの遊びだったりするクエスト。 往々にしてメインのシナリオをクリアするだけならやらなくても良いが、やっておくと冒険が楽になることもある。 人生においても、最終目標にたどり着くまでには、様々なイベントがあります。 その中には、サブクエストのような、メインストーリーには直接関わらないようなものもあります。 「無駄なこと」はしないようにする。と、よく言う人もいるし、言われることもあるかと 思います。では、あな

          人生に無駄なことはあるのか~サブクエストをこなすかどうか問題~

          行き先は隣町か見知らぬ国か~自分の世界マップの広げ方~

          RPGの序盤は徒歩での移動が基本になります。 そのため、行き先は隣町になることが多いです。 隣町にたどり着き、周りの敵と戦ってみて「これはヤバい」と思ったら、1個前の国や街に戻ってレベル上げをする人も多いのではないでしょうか。 人生においても、同じことが言えます。 人生にとっての街や国は「ジャンル」です。「国語」「数学」「理科」「社会」という教科のようなものもあれば、「行動経済学」「和食」「ヒップホップ」など細かいカテゴリもあります。 人は、隣町・・・つまり、知ってい

          行き先は隣町か見知らぬ国か~自分の世界マップの広げ方~

          「姫」に戦いを求めない~結婚するならフローラか、ビアンカか問題~

          大富豪の娘、フローラ。 主人公の幼馴染、ビアンカ。 ドラゴンクエスト5で、ユーザーが悩みに悩む、どちらと結婚するかというイベント。DS版だと、ここにフローラの姉であるデボラまで加わり、さらに頭を悩ませることになります。 実際、私もプレイする度に悩んでは、結婚前にデータを別の冒険の書に記録(※)して、まずフローラを選んでいました。 (※・・・ドラゴンクエスト5は3つまで冒険の書が記録できる) 現実においても、結婚は1つの大きなイベントです。 離婚というイベントが昔ほど抵

          「姫」に戦いを求めない~結婚するならフローラか、ビアンカか問題~

          先に進まないと、エンディングは見れない~RPGの進め方~

          RPGの進め方はものすごく簡略化すると、大体以下の通りになります。 1.マップを散策したり、人から情報を得て、次の行き先を知る 2.立ちはだかる問題を解決する この繰り返しで、ゲームは進んでいきます。 最終的に主人公が解決したい問題が解決されたところで、エンディングを迎えることになります。 RPGをクリアするために1番大切なのは「敵を倒すこと」ではありません。 まして「ラスボスを倒すこと」でもありません。 先に進むことです。 先に進んだ結果、たまたま敵やラスボスが立

          先に進まないと、エンディングは見れない~RPGの進め方~

          勇者よ北へ進むのじゃ~先人達の作った道を歩く~

          人生というRPGはオープンワールドシステムを採用しています。 ということは、どこへでも進むことができます。 言い方を変えれば、進む方向が定まらず、最悪の場合、逆方向へ進んでしまう可能性があります。 ゲームであれば、街の人々を始めとした、様々な情報によって進む方向を決めます。 これは、人生においても同じではないでしょうか。 目的を達成するため、進む方向を見つけるためには、同じ目的や関連した問題意識を持っている人から情報を得るのが1番です。 例えば、デザイナーとして働き

          勇者よ北へ進むのじゃ~先人達の作った道を歩く~