勇者よ北へ進むのじゃ~先人達の作った道を歩く~

人生というRPGはオープンワールドシステムを採用しています。

ということは、どこへでも進むことができます。

言い方を変えれば、進む方向が定まらず、最悪の場合、逆方向へ進んでしまう可能性があります。

ゲームであれば、街の人々を始めとした、様々な情報によって進む方向を決めます。
これは、人生においても同じではないでしょうか。

目的を達成するため、進む方向を見つけるためには、同じ目的や関連した問題意識を持っている人から情報を得るのが1番です。

例えば、デザイナーとして働きたいのであれば、すでにデザイナーとして会社に就職している人や、デザイナーとして働こうとしている人から話を聞く。ということです。
知り合いにいない、という場合は、本を読んだり、SNSでその人のアカウントをフォローすることでも大丈夫です。

少しでも具体的な内容を想像することができれば、進む方向は明確になります。

ただし、進む途中にどうしても越えられない障害物があることもあります。

例えば、ゲームでも川で遮られていて次の街へ行けないことがあります。
こんなとき、あなたはどうしますか?

大切なことは、道は1つではない、ということです。

回り道をして、向こう岸に行く方法もあれば、川に橋を架けるという方法もあります。空を飛ぶ乗り物で越えるという方法もあります。

例えば、歌手としてデビューしたいと思ったとき、オーディションに合格することだけがデビューの方法ではありません。路上やお店で歌うという方法もありますし、SNSや動画サイトで人気を集めることも1つの方法です。自らレコード会社を立ち上げるのも1つの方法です。

先人たちが作った道が、時が経って落石で封鎖されることだってあります。山を超えなければいけない時だってあります。

そんな時は、それを乗り越えるという選択肢だけでなく、他の道を切り開いたり、回り道をしたりすることも忘れないようにしましょう。

先人たちが通った道だけが全てではありません。目的さえ達成できれば、それは全て正規ルートなのです。

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