感情はコントロールできないからうまく使う~状態異常はプラスにできる~
RPGには「状態異常」があります。
いわゆる「毒」「混乱」などといった、ステータスに影響を与える状態です。
人生においても、状態異常となりうるものがたくさんあります。
その中の1つが「感情」です。
喜怒哀楽。人間には様々な感情があります。
「楽しい」「嬉しい」というポジティブなものはよく歓迎されますが、「悲しい」「悔しい」などネガティブなものはできる限りなくしたい、という方が多いのではないでしょうか。
特に怒りに関しては近年「アンガーマネジメント」という言葉が出るなど、怒りと向き合う大切さを説く本が増えました。
感情は、抑えられるものではありません。
振れ幅を狭めることはできますが、無くすことはできません。
ということは、感情をうまく使うことを考えたほうが早いのではないでしょうか。
どの感情にも、プラスの効果とマイナスの効果があります。
マイナスしか無いように見えるのであれば、それはプラスの面が生かせていないだけです。
特に怒りに関しては、集中力や問題解決能力が上がると言われています。
RPGにおいても、怒りは攻撃力を上げるもの。というステータスの変化が起こることが多いです。
怒りはストレスも同時に生み出すため、脳が暴走するというデメリットがあります。
ということは、脳が暴走さえしなければ、能力が上がるだけで得しかしません。
理性を保ちながら怒りを使うのはなかなか難しいですが、できるようになれば最強の状態異常となります。
怒りがやってきたら、そのまま相手にぶつけずに、まずは10秒深呼吸をして気持ちを鎮めると、脳が暴走する確率が減ります。ここで暴走しなければ、ステータスが一気に上がって戦闘が有利になる!と思えば、怒りを活用できるのではないでしょうか。