あなたの命は3DS~命は人生というRPGソフトをプレイする機体~

あなたの命は、携帯ゲーム機と同じです。

そもそも、ゲームというのは、「ゲームソフト」とそれを遊ぶための「機体(ハード)」があって始めてプレイできます。

人生はRPGのゲームソフト。

ゲームソフトということはそれを遊ぶための機体があるということ。それが「肉体」であり、「命」です。

いくらゲームソフトがあっても、機体がなければ遊ぶことができません。
ゲームはいくら主人公が死んだとしても復活できますが、機体が壊れたらその時点でゲームソフトは二度と遊べなくなります。

さらに厄介なのは、「命」というゲーム機は量産されていません。世界にたった1つの機体です。
ということは、このゲーム機がなくなった時点で二度とゲームソフトで遊ぶことができなくなります。

世界にたった1つの機体ですが、似たパーツを使った機体がたくさんあるので、修理やメンテナンスをすることができます。
雑にさえ扱わなければ、ゲーム機の寿命は長くなります。

逆に、落としたり、投げたり、乱暴に扱えばあっという間に壊れます。初期不良があることもたまにあります。
修理可能な範囲であれば良いですが、それを超えると不良箇所が残り、ゲームソフトにバグとなって症状が現れることもあります。

バグが多いと通常の攻略法でクリアできなくなってしまうため、数が少ないに越したことはありません。
そもそも、バグの中には「ゲームクリア不可能」に陥るバグもあります。
やってしまうと電源を切るしか無くなるバグや、最悪の場合セーブデータを消して最初からやり直す羽目になるバグが、ゲームには未だに存在します。

こんな話をしていると、バグは悪いものに聞こえるかもしれません。ですが、いいバグもあります。
最近のゲームではなかなかないですが、昔は無敵になったり、レベルや所持金が最大にできる、大逆転が可能になるバグがありました。バグのおかげで、急にゲームクリアが容易になるわけです。

バグといい付き合い方をすると、ゲームクリアは非常に容易になります。バグがあったらゲームクリアは絶望的・・・というわけではありません。使いようによってはとんでもない力を発揮しますので、バグを見つけたとしても落ち込まず、いい付き合い方を考えましょう。

ではなぜWiiやPS4などの据置きゲーム機ではなく、3DSやPSvitaなどの携帯ゲーム機で例えたのでしょうか。

それは、命というゲーム機が基本的に「バッテリー稼働」だからです。
携帯ゲーム機はコンセントからずっと電気が供給されるわけではありません。
充電しながらゲームをすることもできますが、バッテリーの寿命を縮めるだけです。

よく、スマートフォンの充電は「0%で放置しないようにギリギリまで使い、満タンになるかどうかまで充電する」方がよいと言われます。同時に「満タンの状態で充電し続けない方が良い」とされています。
これは、バッテリーの寿命を長くするための方法です。

ゲームをプレイするためには、電力供給が必要です。
同じように、人生というゲームソフトをプレイするためには、命というゲーム機を動かさなければいけません。
だからこそ、長時間プレイを避け、ちゃんとゲーム機本体の充電をする時間を取って、リスタートを切ることが必要です。

寝不足や休み無しなんてもってのほか。しっかりと「充電」をするように心がけましょう。

そもそも、ゲームも現実も「長時間のプレイは禁止」です。
よく、「長時間のゲームは健康を害する」と言いますが、ゲーム機本体にも非常に負荷がかかります。
長時間ゲームをした後に、本体を触ってものすごく熱かったという経験をしたことがある人もいるでしょう。
熱暴走したり、機械に異常が出たりします。最悪の場合、部品をダメにすることもあります。

逆に、充電のしすぎもいけません。過充電になると、逆に体調を崩したり、体が弱くなって寿命が縮んでいきます。そもそもゲームが進みません。

ゲーム機は時間が経てば劣化し、動きが悪くなっていきます。同じゲームをやるのなら、機体がサクサク動くうちにプレイしたほうが、スムーズにいくと思いませんか?


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