学校は「世界の全て」ではない~学校は行かなくてはいけないのか問題~
「なぜ、学校へ行かなければいけないのか」
あなたは答えられますか?
1番簡単な答えは「義務教育」だから。
小・中学生の保護者には日本国民として、「教育を受けさせる義務」が課せられているから、大人たちは「受けさせる義務」を全うするために「学校に行け」と言っています。
でもこれは「ルールだから」と言っているのと同じです。
「なぜ」の部分を正確に答えることができていません。
学校にいる大人たちは、小学校、中学校、高校、大学とすすみ、そのまま学校で働くことが多いです。
学校という村の中だけで生きている人が多いのです。
しかし、世の中は学校だけではありません。多くの人やもので溢れています。
学校の中に住み続けた人は、学校とその周りのことしか、わかりません。
そこから受け取れるのは、学校とその周りの情報だけです。
これは「地球には日本しかない!」と言ってるのと変わりがありません。
実際にはまだ誰も知らない島もあるかもしれないというのに。
だからこそ、「学校は全てではない」と気づいた人から学校の外へ旅立ちます。
旅立つ方法がわからない、という人は、まずは学校の外へ1歩出てみることも大切です。
現代は本や新聞だけでなく、テレビやラジオ、SNSやインターネットなど、ありとあらゆる方法で世界を知ることができます。
ここで問題なのは、「学校へ行かなくてもよいのか」というところです。
大切なのは学校も「世界の一部」ということです。
学校の外へ旅立つのにも、生きていくためには最低限の知識は必要です。
そのために、義務教育は行われています。
その中には「旅立つ方法」も含まれています。
学校は手段の1つです。しかも、多くの人が集まっている場所です。
多くの人がいる、ということは、それだけ様々な世界が混ざりあっている、ということです。
それを全て知るだけでも、世界は大きく広がります。
学校に変わる手段があるのであれば、学校に行く必要はないでしょう。
しかし、学校に変わる手段がないのであれば、行けるうちに学校へ行ったほうが、多くのメリットがあります。
学校は世界の全てではありません。ですが、世界の一部です。
うまく使えるかどうかは、あなた次第なのです。