自分探しの旅へ出る~自分のことを表現する大切さ~
自分を認める方法の1つに「自分のことを表現する」ということがあります。
これは、日記のように書いたり、自分のことを話したり、何でもかまいません。どのぐらいの長さになるのか、試してみてください。
簡単だと思う人は、文章ならロングインタビューと言われる10万字。
話すのなら、ラジオの生放送によくある2時間。
このくらいの長さにチャレンジしてみると良いでしょう。
達成するのがすごく難しく感じた人は、見られることを意識しているか、自分の世界が狭いことが原因です。
表現できる範囲は自分の世界の範囲だけです。SFやファンタジーなど、空想上のことも自分が「知っている」ことが前提です。想像は自分の知っていることでしか想像ができません。知っているものと知っているものを組み合わせて想像の世界を広げていきます。
「想像力がない」というのは「物事を知らない」可能性がある。または「知っているものを変化させる応用力がない」可能性がある。のどちらかです。
ですので、自分の世界が狭くて目標を達成できなかった場合は、いろいろなものに興味を持つか、知っているものを変化させていく技術を身につけていけば、できるようになります。
問題は「見られていることを意識している」ことが原因の場合です。
人は他人にカッコよく見えるようにしてしまいます。
ですので、他人が言った「カッコよく見える言葉」を使ったり、悪いところを隠したりしてしまいます。
結果的に「いい人」には見えますが、興味をもたれません。
自分自身も、偽っている自分に苦しむことになります。
恋愛ではよく「完璧な人はモテない」と言われます。
完璧な人といると息が詰まるし、面白くありません。
悪いところやダメな部分を認めていくことで、人間味が生まれます。
最初に目標として掲げた10万字インタビューや2時間のラジオの生放送。
これが面白くなるかどうかは、実は「本当の自分をさらけだせるかどうか」にかかっています。
前半こそ、カッコよく見せることができますが、だんだん話すことがなくなっていきます。
だから後半になればなるほど、身を切り崩して、自分自身を出していくしかないのです。
誰が言っても変わらない言葉よりも、自分にしか言えない言葉を探して使っていく。
そうすることで、自分自身を理解できていくのではないでしょうか。