友達や親友がいなくて寂しいあなたへ~出会いの確率~

あなたは「友達ができないのはおかしい」と思いますか?

学校・・・というか社会には、そのような空気があります。

友人や親友について、こんな説があります。
世界人口が70億として、人が一生で出会う人の数は以下の通り、という説です。

何らかの接点を持つ人 30,000人
同じ学校や職場、近所の人  3,000人
親しく会話を持つ人 300人
友人と呼べる人 30人
親友と呼べる人 3人

上記の説で考えれば、同じ学校や職場、近所の人から友人になるのは100人に1人。つまり、1%の確率でしか友人になれません。

親友に至っては1,000人に1人。0.1%の確率です。

ということは、あなたの学校に1,000人在籍していなければ、親友になる人がいない可能性があります。

そして、学校のクラスは基本的に約40人です。ということは、友人と呼べる人がいない方が自然だと思いませんか?

逆に言えば、そこで友人や親友ができたら、それは1%や0.1%の奇跡と言っていいのではないでしょうか。

もっと言えば、世界人口約70億のうち、30人しか友達にならないし、3人しか親友にならない。
そう思うと、友達や親友ができなくても当たり前、と思いませんか?

では、友人や親友を作るにはどうすればいいか。

とにかくたくさんの人と出会うことです。

100人に1人は友人になる。ということは、10,000人に出逢えば、100人友人になります。

だからこそ、その村の中で友人や親友ができないと思ったらさっさと旅立って、10,000人に会う方が効率的ではないでしょうか?
3,000人に出逢えば、3人は親友と呼べる人に会える。友達や親友がすぐにできなくても、焦る必要はないのです。

恋人がいる人を見ると羨ましいと思うように、友達や親友がいる人を羨ましいと思うのは当然だし、友達や親友が欲しいと思うことも当然です。

恋人と同じように、友達や親友を無理やり作ったところで関係は長く続きません。
自分の知っている世界の中にいない可能性の方が高いから、友達や親友になれる人がいなければ、外の世界へ探しに行く。そう思ったほうが、圧倒的に過ごしやすくなります。

ですが、目の前の人が友達になるか親友になるかは、一緒にいてみないとわかりませんし、人は見ただけや少し話しただけではわかりません。
第一印象が最悪でも、親友に昇格することは、現実でもありえます。出会いは大切にした方が良いですが、無理にしがみつく必要もない。

今はSNSで世界人口全員と繋がるチャンスができました。
自分がその気になれば、あっという間に何万人という人達と接点を持つことができます。
目の前のコミュニティにこだわらないという選択も、いいのではないでしょうか。

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