見出し画像

どんなことにも必ず学びはある。

職場の最寄り駅に降り立つと、富士山を眺めることができる。

案外、晴れていても雲がかり、早々見られるものでもない。

だから見えた日は、なんだか嬉しい気分。

立ち止まって一礼し、手を合わせる。

今日もいいことあるぞと思い、モチベーションも
1up。

しかし、これは見えたときのはなし。

そこで、ふと考える。

見えていればそこにあるのはわかる。

しかし、

見えなければそこにはないということか?

いや、そんなことはない。

富士山。誰もが知る日本一の山で、当たり前だが動くものではない。

曇って見えない日でも、そこには必ず存在している。

だから、晴れていようが曇っていようが、見えようが見えまいが、一礼し手を合わせることができる。

太陽だってそうだ。

たとえ天気が曇りでも、雲を突き抜ければそこには太陽が輝き青い空が広がっている。

何を申し上げたいか?

それは、「目に見えているものが全てではない」ということ。

人やモノやコト、あらゆるものに必ず裏表がある。

たとえば、本。

その背景には著者の思いが込められている。

目にはえないが感じとることができ、心を動かされ行動さえ変わる。

また出版社、書店、他にたくさん関わりがあって、はじめて自分の手元に届けられる。

ご来店してくださるお客様。

髪を切り、染め、パーマをする…その裏側にはお客様の真の願望がある。

そこに想像力を働かせ、相手の立場に立って、相手の思いに自分の心を寄せて対話をする。

そして物語と感動が生まれる。

ザ・リッツ・カールトン・ホテルの前日本支社長であられる高野登さんが常々語られている言葉。

著書「ザ・リッツ・カールトンが大切にするサービスを超える瞬間」を始め、数冊読ませていただいていて大いに役立っている。

今は、月一で開催している「想像力磨き塾」でも学ばせていただいている。

氷山の一角。

見えている氷はわずか1割程度で、残りの約9割が隠れている。

この世も、今目に見えているものは、ほんの1割に過ぎないということ。

想像力の翼を広げ、うわっつらだけを見るのではなく、その背景に目を向け、思考を広げていく。

そうすると可能性が無限に広がっていくことを実感し、どんなことにも必ず気づきや学びが得られる。   

アンテナを高く、敏感にキャッチできる自分であり続けたい。

日日是好日。

今日もご一読くださり、ありがとうございました。

 



この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?