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「親とさよならする前に」を読んで。

今回読んだ本はこちら。

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親とさよならする前に
親が生きているうちに話しておきたい64のこと

著者:清水晶子  一般社団法人日本クオリティオブライフ協会代表理事。
出版社 ‏ : ‎ サンクチュアリ出版 (2016/9/27)
発売日 ‏ : ‎ 2016/9/27

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タイトルにひかれて購入。
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本の内容は
1体・心の話
2病気・介護の話
3お墓・お葬式の話
4お金の話
5相続の話
6実家の片付けの話

の6章となっており、各章には5〜15ほどのテーマが設定されています。
各章の内容は帯で一部紹介されていました。
↓↓↓↓

親が生きているうちに「話しておきたい」「やっておきたい」64のこと
・親の肩をさする
・いっしょに旅行する
・好きな食べ物を聞く
・親のなれそめを聞く
・介護施設は、特養、有料、グループホームを見学する
・延命治療について話し合っておく
・いっしょにお墓参りをする
・お金がない場合、必要かどうかを話し合う
・葬儀社を決めておく
・不動産の種類、所在、名義人を確認しておく
・住宅ローンや借金を確認する
・相続人を知る
・遺言書を準備してもらう
・いっしょに片づける日を決める
・いっしょにアルバムを見る
・できないことは「できない」と言う等


本を読んだ感想・イメージ
・内容が64項目もあり豊富(葬儀社を営む経験があって説得力あり)
・各項目は見開き2ページずつ程度の構成なので、
・長すぎず大事なことを端的にまとめており、余白もあって読みやすい
・実体験も書かれているので、具体性がある
・別冊:もしもの時に役立つノートもついてました!
(エンディングノートをイメージするとわかやすいと思います)

おすすめなのは、
・この記事をここまで読んでくださった方
(きっと家族のことを考えているから?)
・親の介護や今後のことを考えている方
・「親とさよならする前に」のタイトルにありますが、終活を考えている方にもこれから何をしたら良いかの道標になると思うのでおすすめです。

最後に・・
著書を読んで、親が生きているうちに話しておきたいことはたくさんあると改めて実感しました。私は昨年から祖母と一緒に住んでおり、祖母の年相応の物忘れや記憶力の低下が感じますが、それでも戦争のことや幼少期、営んでいた氷屋のことなど、昔の話をしてくれる時があります。このような時間を過ごせるのはいっしょに暮らしているからだよな〜と本を読みながら、親ではないですが祖母が生きている間にいろんな話や楽しい時間をいっしょに過ごせたらと改めて思いました。本の帯にあるように「あなたは、あと何回親と話せるだよう?」、どうしても時間は平等にすぎていくので、後で後悔しないようにしていきたいものです。


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