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あんべいい日誌(2024.5.25-26)

一棚の書店 あんべいいな屋の備忘録。

 イベント「本は港」(https://honmina.com/ )。 1日目。
 初日午前中はお手伝いとして参加。8:30くらいに行って、朝礼と作業説明を受け、その後、会場設営。そして開場直前には、なんと全員でラジオ体操。身体が鈍っていて、まともに動けないことが分かりショックだった。
 開場後はkita.の棚の本をお買い上げされる方の会計を担当した。11:00開場でしたが、既に玄関には数名待っている方がいらっしゃいました。棚の本も出足は鈍かったものの、徐々に売れ始めて、10冊ごとスリップと売上金を取りまとめてスタッフに渡したりしながら、けっこう忙しくも楽しく過ごしました。
 昼過ぎにお弁当をいただいてお手伝いは終了。

 午後はお手伝い特典としてトークイベントを観覧。テーマは「小さな本をつくる生活 ― リソグラフによる本づくりと誰でもできる“本屋”のすすめ」ということで、三輪舎(https://3rinsha.co.jp/)/本屋・生活綴方の中岡祐介さんにkita.の森川さんがインタビューする形で行われました。
 学生の頃、ガリ版で同人誌を作っていたこともあり、ちょっと懐かしい感情も入り混じって聞いた。当時は蝋紙に鉄筆で手書きして手刷りしていたのですが、今や原稿はパソコンで、印刷はリソグラフとずいぶん手軽になったなあと感慨深い。それとともに、なにか作ってみたい気持ちも湧いてきました。kita.にはご自身でZINEを作ってらっしゃる方もいますが、自分の棚に手製のものがあるというのはなかなかいいなと思う。

 続いて2日目。
 この日は午後のトークイベントから参加。テーマは「「声」を表現する本をつくる ― 鎌倉の出版社・港の人の28年」。鎌倉の出版社「港の人」(https://www.minatonohito.jp/ )の上野勇治さんに中岡祐介さんが話を聞いていきます。
 一冊一冊ほんとうに本とも人とも丁寧に向き合って作られていて、よい魂(志)に触れられたなと感じる。自分も少し向上心が持てるような気になった。よい対談でした。

 その後、終了間際の開場を物色。本を何冊かと(また写真を撮り忘れた)、コーヒー豆を買った。

 本が好きな人しかいない空間はこんなに心地良い(肌が合う)んだなと、あらためて感じることができた2日間でした


ルワンダ産のコーヒー豆(袋にはスタッフが手作業でスタンプ押してます)


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