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ビール愛飲家 「LOCAL BOOK STORE kita.」 https://kitabooks.jp/ にて一棚書店を始めました。 https://linktr.ee/jinsak

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一棚の書店 あんべいいな屋

「LOCAL BOOK STORE kita.」 https://kitabooks.jp/ にて一棚書店を始めました。  ”あんべいい”とは”いい塩梅”のこと。東北地方の方言です。「ちょうどいい」とか「いい具合」といった意味で使います。  お風呂の湯加減は?→あんべいい  この椅子の座り心地は?→あんべいい  隙間に家具がぴったり収まって→あんべいい  料理の味見して→あんべいい みたいな感じ。  その人その人の、その時々に、”あんべいい”一冊が見つかるといいなあ、と思って

    • あんべいい日誌(2024.9.8)

      一棚の書店 あんべいいな屋の備忘録。  第14回目の「パンとコーヒーと本のマルシェ」。  前回は並べる本の選書にも参加したのですが、今回は関われなかったので、どんな本が選ばれたのか楽しみでした。  が、出かけるのが遅くなってしまい、終了間際にちょっと顔を出すだけになってしまいました(写真もやはり撮ってない……)。  それでもまだまだお客さんもいて、スタッフの方に聞いたら過去一番の賑わいかも、とのことでした。  なので、詳しい状況はこちら(https://note.com/

      • あんべいい日誌(2024.8.31)

        一棚の書店 あんべいいな屋の備忘録。  好きな作家さんである、中村雅奈(中村一般)さん(https://twitter.com/nakamuraippan)の個展を見に吉祥寺へ。  ついでに、シェア型書店であるブックマンション(https://harumari.tokyo/34257/)に寄ってみました(あいかわらず写真を取りそびれています)。  棚はkita.より小さめで奥行きも半分くらいでしょうか。その分、広さの割には棚数があるように感じました。それぞれの棚ももちろん

        • あんべいい日誌(2024.8.24)

          一棚の書店 あんべいいな屋の備忘録。  YUKI好きの「ほかほかみらいどう」さんの企画を見にkita.へ。  時間をかけて準備された、熱のこもった展示でした。  事前にSNSなどを通じてYUKIにまつわる本の情報を集め、この日に合わせて収集した本が並んでいました。YUKI本人の著作や写真集はもちろん、ライブのパンフレット、YUKIの愛読書などもカバーされていて、幅広い展示となっていました。  圧巻は窓際に貼ってあった自作の年表です。年ごとに、リリースされた曲や行われたライ

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        一棚の書店 あんべいいな屋

          あんべいい日誌(2024.8.17)

          一棚の書店 あんべいいな屋の備忘録。  妖怪好きの棚主さんたちがkita.をジャックした「Yokai Book Store kita.」を覗きに。  「あ、あれね」という本から、稀少本、コミックなどバラエティに富んだ妖怪本が並んでいました。遠野まで河童釣りに行かれたみどり文庫さんの貴重な資料や、ソーシャルワーカーの処方本さんが学生時代に作成した妖怪研究の冊子も(棚に常備されていて閲覧できます)。  お客さんも途切れず来ているようでした。  いずれ何か企画してみたいと思わさ

          あんべいい日誌(2024.8.17)

          あんべいい日誌(2024.8.14)

          一棚の書店 あんべいいな屋の備忘録。  棚の入れ替えへ。ずっと雑誌だけを置いてきたのですが、少し書籍も置いてみることにしました(やりたかったことではある)。  雑誌と並行して置くとなるとスペースも限られるし、何かテーマをと考え、たまたま読んでいた本と時節柄から「日本の戦争を振り返る」本を集めてみた。せっかくなので、簡単に本の紹介を記したチラシ「あんべいい通信」も作ってみた(スリップの代わりにもしています)。  どれだけやれるか分からないが、しばらくはこのスタイルでいこうと

          あんべいい日誌(2024.8.14)

          あんべいい通信 No.1 2024.08

           LOCAL BOOK STORE kita.の一棚書店「あんべいいな屋」で配布しているチラシのバックナンバーです。

          あんべいい通信 No.1 2024.08

          あんべいい日誌(2024.7.21)

          一棚の書店 あんべいいな屋の備忘録。  「きたっ 一箱古本市with夏祭り」  「本は港」や「パンとコーヒーと本のマルシェ」など、kita.でのイベントはいくつか見てきましたが、全てが一箱古本市となると、また雰囲気が違っていいものだなあと感じました。  以前、みなまき一箱古本市などでお会いした書店さんとも再会できたりして、こうしたつながりを増やしていきたいと思いました。何周も見て回り、店主の方と話もして、またkita.から出店された棚主さんとも話せて、密度の濃い時間を過ごす

          あんべいい日誌(2024.7.21)

          あんべいい日誌(2024.7.20)

          一棚の書店 あんべいいな屋の備忘録。  翌日の「きたっ 一箱古本市with夏祭り」に合わせて棚を少し模様替え。  といっても、これまでの中古レコード屋みたいなケースから、背表紙を手前にする普通の並べ方にしただけですが。棚シャッフル後、全く本が動かないので少し変化を、というところ。 (モットミリョクテキナホンヲオケヨトイウハナシハゴモットモナノデスガ)  スタッフの石井さんが明日のための看板を、来ていた店主さんと共に作成中だったので、合流してお手伝い。他にも会場にチラシを貼

          あんべいい日誌(2024.7.20)

          あんべいい日誌(2024.7.7)

          一棚の書店 あんべいいな屋の備忘録。  「パンとコーヒーと本のマルシェ」。  不要不急の外出を避けるよう、お達しが出るほどの猛暑。会場は涼しいのですが、やはり人出は少なめ。それでも、それなりの人数のパン好きコーヒー好き本好きの皆さんにお集まりいただきました。  本も40冊ほどお買い上げいただいたようです。  自分では、パンとコーヒーを少し。前回買ったヒラタコーヒー(https://www.hiratacoffee.com/)さんの豆が気に入ったので、今回も違う種類のものを

          あんべいい日誌(2024.7.7)

          あんべいい日誌(2024.7.5)

          一棚の書店 あんべいいな屋の備忘録。  みんなで店長の日。  2日後に「パンとコーヒーと本のマルシェ」が開催されるので、そこで展示する本をみんなで選書しました。どんなテーマにするかけっこう悩んだのですが、夏と涼を感じる本と食にまつわる本をあれこれと選びました。  この日は社会研究のために韓国から来日している梨花女子大学の学生さんがkita.に取材に来ていました。主としては「世代間交流」について研究しているそうですが、この日集まった棚主さんたちからkita.について情報収集

          あんべいい日誌(2024.7.5)

          あんべいい日誌(2024.6.15)

          一棚の書店 あんべいいな屋の備忘録。  3ヶ月ごとの棚シャッフル。あみだくじを使って、棚の位置を入れ替えます。例えば15番と47番を入れ替え、次は8番と92番を入れ替え、みたいな感じで進めていきます。  移動先で棚を再現する必要があるので、まず棚の写真を撮ってから作業。いつも小さなカメラマン(棚主のお嬢さん)がマイカメラで積極的に撮ってくれます。棚主さんによると、この棚シャッフルに来るのが好きなんだそう。将来棚主仲間になってくれるかもと、楽しみです。  本だけでなく、ショッ

          あんべいい日誌(2024.6.15)

          あんべいい日誌(2024.6.7)

          一棚の書店 あんべいいな屋の備忘録。  みんなで店長の日。  この日は3〜5月の売上金の取りまとめをした。スリップを棚主ごとにまとめ、封筒に名前と金額をチェックして記入、最後に売上金額を確認してお金を封入する。みなさん、黙々と作業し、順調に終了しました。  初めて売上金を手にする。売れたのは3冊、金額は600円だけど、冊数、金額に関わらず、見知らぬ誰かと繋がって、そこにやり取りが発生したことに、自分にとっての価値があるのだなと感じる。  kita.では真ん中のスペースを

          あんべいい日誌(2024.6.7)

          あんべいい日誌(2024.5.25-26)

          一棚の書店 あんべいいな屋の備忘録。  イベント「本は港」(https://honmina.com/ )。 1日目。  初日午前中はお手伝いとして参加。8:30くらいに行って、朝礼と作業説明を受け、その後、会場設営。そして開場直前には、なんと全員でラジオ体操。身体が鈍っていて、まともに動けないことが分かりショックだった。  開場後はkita.の棚の本をお買い上げされる方の会計を担当した。11:00開場でしたが、既に玄関には数名待っている方がいらっしゃいました。棚の本も出足は

          あんべいい日誌(2024.5.25-26)

          あんべいい日誌(2024.5.17)

          一棚の書店 あんべいいな屋の備忘録。  イベント「本は港」を来週に控え、kita.へ本を少し足しに行く。  雑誌「pen」を2冊。サンダーバードの特集とデザイン特集。  雑誌というのは同時代性が売りでもあるので、基本的には時間が過ぎるとともに価値が減っていってしまうもの。ただ、たまに唯一無二の特集があったりするし、その時代ならではの内容に価値がでる場合もある。そのあたりを狙いたいところだが、なかなか難しい。ニッチなニーズであることは確かである。  スタッフの方と少し雑談し

          あんべいい日誌(2024.5.17)

          あんべいい日誌(2024.5.10)

          一棚の書店 あんべいいな屋の備忘録。  みんなで店長の日。  この日は、各棚の屋号のプレートの裏にIDを記した小さなシールを貼る作業をした。これはマルシェなどで棚から持ち出して展示した本を戻す時に、棚を確認するのが大変なためで(本のスリップには棚主IDはあるが屋号がない、逆に、棚には屋号の表示はあっても棚主IDがない)、IDのシールを貼ることで本と棚がちゃんと合っているか確認できるようになった(IDの一覧表も使います)。  事前にスタッフの石井さんから作業の予告が合ったため

          あんべいい日誌(2024.5.10)