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ぼっち人事にあると良い「人事」以外の能力(人事になりたい人or部下とる人向け)

ぼっち人事の皆さん、そうじゃない皆さんもこんにちはm(__)m
ぼっち人事のpapaoです。

ふと、思い出しまして。このブログ始めた目的の一つに「部下となるべき人のペルソナを考える」というのがありました。(その時の記事)

私も自分で書いた記事を振り返ってみて、そろそろ本題に切り込んでみてもいいかな?と思いまして。今まで忘れてたんちゃうんか←後回しにして寝かした方が良いと思うタチなもので(;^_^A

あわせて、未経験から人事に飛び込みたいと思っている人は労働市場にいつも一定数おられると感じています(私も10数年前はそういう立場でした)。
恐らくは、そういう方々にとっての転職の戦略を考えるうえで良い材料になると思うので、ご参考になれば幸い…とも思って書いてみようと思います。

というわけで、今日のメニューです。

  • 人事の仕事を「メイン」と「サブ」に切り分けてみる。

  • 人事に向いていると思う、具体的な職種

【人事の仕事を「メイン」と「サブ」に切り分けてみる】

これまでのpapao記事を見てくれて来た人なら、人事の仕事は「経営に直結していないといけない」という概要は抑えて頂いているかなと思います。(ご参考になりそうな過去記事)
ここら辺を前提において、メイン業務とサブ業務を分けてみようと思います。
※ここでいう「メイン」は、人事職の者が考えるべき主題、「サブ」は、他の方でも務まるもの…という意味を持たせています。

メイン業務
 ・採用戦略立案、実行
 ・人事企画立案、実行
 ・社内コミュニケーションの企画立案、実行(評価面談や1on1、オンボーディングなどの牽引)

サブ業務
 ・採用HP運用、面接選考運用を含めた採用施策実行
 ・社外向け&社内向け広報、SNS運用など
  →これに伴うクリエイティブ業務、コンテンツマネジメント
 ・人事関連のシステム運用、及びインフラ管理
 ・人事及びバックオフィス全般に関わるルーティン業務

「メイン」の仕事は、代わりを誰かにお願いできません。これをどこかにお願いしちゃったら「papao、お前の仕事はなんだ?」って言われちゃいます。

対して「サブ」は、なんとかして他の人にお任せしようと思えばやれちゃう業務です。まぁpapaoはぼっちなんで全部やってるんだが(´;ω;`)←愚痴るとこじゃねぇ
面接だって、やろうと思えば現場部門の役職者の方にお任せ出来ちゃいますし、SNS運用だって若手のITリテラシー高めの子にお任せ出来ちゃいます。
ただ、どれも「何のためにやるのか」だけは、人事が統括しなければいけません。どうせぼっちなんで手伝ってくれる人いたら神と思う

なので、人事未経験の人が業務のとっかかりとして臨むには、「サブ」の業務の中から食べ始めるのが良いと思います。

【人事に向いていると思う、具体的な職種】

先ほど申し上げた「メイン」の仕事は、人事を経験してる人じゃなければほぼわからないはずです。対して、「サブ」の仕事であれば、関連した業務を経験したことのある職種であれば、より早く人事の仕事へアジャストできると思います。

papaoが思う、人事未経験でもアジャストしやすいと思う職種を幾つかピックアップしてみます。

○Webディレクター
 →採用広報周りの制作の業務を行うときのディレクションに、業務フローがそのまま活かせます。
 →「非Webデザイナー」です。細部へのこだわりをデザイナーレベルで求める必要はありません。そこまでやるのは業者さんのお仕事であることがほとんどです。

○営業職
 →BtoBの方は、提案力やヒアリング能力がそのまま面接で使えます。BtoCの方は、そもそも接点の「数」をこなしてますので、社内外向けの面接&コミュニケーターとして即戦力です。
 →ただし、BtoBルート営業の方はその限りでは無いかもしれません。特定の顧客のみを相手にしていた場合は、多方面へのコミュニケーションが得意でないこともありますので。。。

○情報システム部員orシステムエンジニア ←papaoはここ出身です
 →ロジック思考や顧客orユーザーへの御世話焼き精神が身についてますので、バックオフィス部門への適性や履歴書等の応募書類のフィルタリングに役立てることが可能です。
 →ネットワークやサーバー周りを知っていると尚良いかもですね。大抵、中小企業内で枯渇している層がここなので、情シス兼人事みたいなポジションで募集される会社も多くいる印象です。
 →コミュ障スタイルのエンジニアさんは向かないかもですね(;^_^A

職種以外の基軸で行くと、以下のような要素があると良いと思います。
 ○社内で相談を受けまくってたポジション
  →何かしら「頼りにされてた人」っていません?そういう人って、知らず知らずのうちに相手の本音を引き出せていたりするんですよね。面接の時もそうだし、社内向けのコミュニケーターにはそういうの、重宝されます。
 ○ベンチャー企業で一人何役もこなしていた方
  →人は機械のように決められたとおりには思考しませんし、予想通りにいかないことも多いです。ある種、ベンチャー気質で合理性を求めて臨機応変に動いていた人の方が、特に中小企業人事には合うと思います。
 ○(番外編)小型飲食店や個人レストランの店員さんなど
  →(papaoのイメージなんですが(;^_^A)こういう方って、仕事へのやりがいを「目の前にいる人の笑顔」に置いている人が多いと思ってます。ぶっちゃけ、人事に必要なマインドの最たる部分が「他者の幸せを本気で願えるか」(但しビジネスの範囲で、だよ。)なので、絶対的に向いていると思っています。



という感じで、今回は明確なペルソナ像まではたどり着いていませんが、可能性が有るであろう適性、職種までドリルダウンしてみました。

あと、人事を目指している人向けにちょっと助言、というわけではないのですがボヤキを(;^ω^)

papaoが人事になる前となった後で感じたことなのですが、思考に伴う「頭の疲れ方」が全然ちがいます。労働時間は確かに短くなったのですが、白髪の数も増えまして(´;ω;`)ウゥゥ
どうしても、任務の数々が経営に直結する分、プレッシャーがマシマシです(;^ω^)
ただ、もちろんやりがいも倍増だし、学べることもとっても多いです。

よく、新卒採用をやってた時には学生さんから「人事部の人って楽しそうですよね」って言われて、心の中で「そんな能天気にできんわい(# ゚Д゚)」とか思って口では「楽しそうに見えなかったらみんな来ないでしょ?」って諫めていたりしました(;^ω^)

また改めて、部下候補者のペルソナは考えてみたいと思います。
今日はこの辺りで。。。

お読みいただいたみなさん、ありがとうございました。
また来週、よろしくお願い致します。

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