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ベストセラーの嫌われる勇気はオススメできる書籍だ

今回は「#推薦図書」というテーマで書きたいと思う。僕は読書家ではないとは思うが、読書の重要性については認識しているつもりなので、定期的に読書をするようにはしているつもり。


今まで読んだ本には良本も多くあったが、今回紹介するのはベストセラーにもなった「嫌われる勇気」になる。#推薦図書ですでに取り上げている人もいると思う。


僕は嫌われる勇気を4年ほど前に購入したのだが、多くの人が評価しているように素晴らしい書籍だと思う。1500円ほどの投資ながら多くのことを学べた。


アドラー心理学を学べる嫌われる勇気ではいくつかのポイントがあると思うのだが、現代人(特に多くの日本人)が着目するべき点は「課題の分離」だと思う。


課題の分離というのは、「これは自分の課題か?他者の課題か?」と考え、他者の課題であれば、そこに足を踏み入れないことであるということが書かれている。


今の多くの日本人は本来は他者の課題であるものに、土足で足を踏み入れているケースが多いのは少し考えればわかることだと思う。


話は少し極端かもしれないが、著名人の不倫を批判する連中はその例えとしてふさわしいと思う。批判している人間は、不倫している人と密接な関係がないことがほとんどだろう。


関係ないのに感情論で判断し、また加担する害悪なワイドショーや週刊誌といったメディアの報道にも疑問を持たない(だったら他の報道をするべきという意見は多いと思うけど)からどうしようもない。


著名人の不倫は関係者には影響があるだろうが、関係ない人間の生活に何か変化が起きるかと言えば、不快に思うくらいでそうもないだろう。


他にも子供ユーチューバーの登校問題に口を余計に挟んだりするのもそうだし、少し前には南青山で児童相談所を設ける問題も、大抵は当事者と関係ない人間が批判している。


他者をコントロールする人間は、人間性の低い人間の特徴だと思うし、南青山の問題はそこの住民への僻みもあるだろう。


「自分の課題か?他者への課題か?」ということをマスターするだけでも、人生は多少は楽になると思うし、他のポイントも抑えておけば、思考自体も変化があると思う。


他の本でもそうだが、書かれている事を実践して全てが正しい結果が出るとは限らないだろうけど、数個だけでも試してみることが重要だとは感じる。アウトプットはインプットよりも重要だから。


嫌われる勇気はオススメできる書籍だと思うのと、読書を定期的にするのは重要だと最後に付け加えておきたい。


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