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【3万字超!】北京大卒が伝授!就活戦略に悩む方々/マスコミ就活を志す方々へ【悩んでたら読め】

※こちらは有料noteです。序盤の5000文字程度は無料で閲覧できます。

📚はじめに 

こんにちは。じんしゃんと申します。

私は来春からどこかのマスコミに就職します。

大層なnote名にしてしまい大変恐縮ですが、
noteの購入を検討されている方向けに【販促用の簡単な情報共有】をすると

筆者の主な経歴

・25卒早慶文系。ESに記載していた資格は英語系と中国語系、運転免許など
・小学生時代にとあるスポーツで世界大会出場
・大学ではかなりガチめの音楽サークル×2を兼サー(このnoteを執筆している現在も)。片方ではコンクール全国大会優勝を目指し毎日奮闘中。もう片方では音楽方面の責任者を務めて日々練習を率いている
・学部二年の秋から一年間、過酷なゼロコロナ政策が布かれていた中国北京へ留学。現地生と同じ時間割の授業を受けて相対評価で一定以上の成績を修めることで留学先の学位がもらえるDDP(ダブルディグリープログラム)に参加し、日本で所属する大学の他に、北京大の法学学士を取得予定(このnoteのタイトル、調子乗りすぎてすみません。こうして皆様に開いていただくためにはこの肩書を強調するしかなかったんです…)
・中国留学中には新疆ウイグル自治区や内モンゴル自治区、北朝鮮国境の丹東、ロシア国境のハルビン、上海、南京など様々な場所へ旅行(普段の食費を日本円で50円/日以下にするなど切り詰めまくったのに、学部一年の時にバイトしまくって貯めた80万円が帰国時にはほぼゼロになりました。まぁこれも経験代)

筆者のマスコミ業界での就活戦績

全国紙の3/5で夏インターン通過(他業界のインターンと被り、うち二社辞退)。インターンに参加した一社で本選考優遇を受けた
キー局の3/5で夏インターン通過(上記と同様の理由でうち一社辞退)。参加した二つのインターンともに上級インターンにも参加。そのうちの一社で本選考優遇を受けた
公共放送機関の冬インターン参加
本選考/早期選考は6戦して1勝3敗2辞退(このやや多い敗戦数の詳細な要因分析も有料部分で行っています)
無事第一志望へ内定。就活終了

……などなど。目標に向けてひたむきに努力&それを実現する力は人並み以上にあると喧伝させてください。かなり奇怪な経歴をしているため「経歴パンチのみで選考を突破したのではないか/普遍的な就活力はないのではないか」と疑われてしまっても仕方ないですが、就活についても上記の経歴を獲得する際の熱量と同等かそれ以上の熱量で、「考えすぎだ」と周りに諌められるほどに思考を巡らせていました。

現に夏インターンはともかく本選考では経歴パンチが全く通じていないことの証左に、「1勝3敗」と、自身の就活戦略を吟味する前に受けた本選考/早期選考では問答無用に落とされています(この爆速の3敗に焦りに焦って自身の就活戦略を見直し、大本命の選考に臨んだのでした)

夏インターンの結果を受け(上記以外の業界からの通過もいただけていたので)、正直心のどこかで「この経歴があれば就活も結構イケるな」などと思っていた私は、一見どんなによさそうな経験をしていても、あいまいな就活戦略では企業に落とされてしまうのだと痛感させられることとなりました。

また、それから奮起して入った内定先の同期も(当然バケモノみたいな経歴のひともいつつ)一般的な課外活動やバイトに打ち込む"普通"の学生が予想以上に多かったことから、「何を経験したか」ではなく「その経験をどう解釈し、どう会社に伝えたか」という観点が大事なのだという確信を得ることにもなりました(よく言われる例えかもしれませんが、地球上に数冊しか存在しない本を持っているけれども内容をあまり理解していない人より、広く流布されている本でも内容をきちんと自身の中に落とし込んで、その本の面白さを語れる人の方が魅力的ですよね)

このnoteを通じて「自身の経験をどう解釈し、どう会社に伝えるか」ということを読者の皆様が考えるお手伝いをできればうれしい限りです。

このnoteの目標と構成

さて、このnoteでは【一回分のお昼ごはん代で、基本的な就活スタンスとマスコミ就活に関する悩みをあらかた解消させる】ことを目標に、私が実際に試行錯誤して&サークルやゼミの後輩の就活相談に乗るにつれて辿り着いた個人的な就活戦略と、全国紙やキー局のインターンを通じて得た報道就活の個人的知見についてまとめていきます。具体的には

基本的な就活戦略セクション
まだご自身の就活戦略が定まっていない方におすすめ。私が辿り着いた就活戦略についてまとめてある。あらゆる業界に流用可能

・マスコミ就活特化の情報セクション
ジャーナリスト志望におすすめ。新聞とテレビに対してどのように就活を進めればいいかがまとめてある。だがエッセンス自体は他業界にも流用可能!

の2セクションに分けて進行します。特に後者については就活の核心にも迫っています。マスメディア志望の方はもちろん、就活についてあまり考えがまとまっていない方もご一読いただく価値アリです。

このnoteの執筆動機と問題意識、野心

このnoteを公開するに至った動機は主に三つ(長いので読み飛ばし推奨)

①新聞/テレビ/通信社に関する安価な就活情報が少なすぎる&それ故に強いられる多大な労力を憂いているから(最も強い動機)
基本的にマスコミ業界を志す場合、マスコミ塾に入るか実際にその業界に就職しているOBOGの先輩を頼って、就活戦略を策定したり情報を収集したりするのが一般的だと思います。
しかし自分は、大きなサークル2個の活動と並行させながら就活をしなければならなかったり、学部一年の頃に必死にバイトして貯めたお金も留学期間中にほぼ全て使い切ってしまったりと、マスコミ塾に入る暇も予算もありませんでした。また不幸なことに当該業界に就職した先輩の知り合いもゼロでした。そのため、全て自力かつ手探りで就活を進める&貴重な学部三年の生活のかなりの割合を就活に割くしかありませんでした。
当然、各就活掲示板から得られる情報にも限度があります。結果、私がとった行動は「インターンで一緒になった25卒の方々と片っ端から仲良くなり、情報交換をする」というものでした(迷惑だっただろうな……)
しかし相手も採用枠を奪い合う間柄。当然手の内を全て晒してくれるはずもなく(私も同じく。中には新聞/テレビともに最終的にものすごく仲良くなる方々もいましたが、やはり私も向こうも線引きはしなければならない雰囲気でした)、結局最後は自力で戦うしかありませんでした。またマスコミ就活に関しては、あらゆるインターンで見かける常連メンツのマスコミ塾加入率/情報機関でのアルバイト経験率の高さも焦燥感を加速させました。
更に、先述した「本選考/早期選考が始まって爆速で3敗した」というあまりにも不名誉な結果を得てからは特に焦りが募っていました。「このまま全落ちしたらどうしよう」「就活塾に入れればこんな余計なことでクヨクヨせずに済んだのか……?」「こんなもので将来の生活水準が決まるなんて」と頭をぐるぐるさせながら、何が正しいのかも、ゴールがどこなのかも分からないままひたすら就活戦略を暗中模索せざるを得なかった当時の不安感はいまでも吐き気がするほどに覚えています。
正直に言ってしまえば、人生を充実させたい学生にとって「就活戦略の模索」などという軽薄な営み(言い過ぎ)はただただ苦痛な期間でしかなく、そこでの進歩も他の営みと比べて少なかったように思えます(自己分析自体は非常に有用な経験でした)。また、今まで人生を精一杯充実させてきた学生が「就活に関する情報」においてのみビハインドを負っただけで、上記のような不安感に苛まれながら地獄のような日々を送る必要性もあまり感じていません。
そこでこのnoteの出番です。当時の私と同じような境遇の学生がこのnoteを読んで、少しでも就活戦略の模索や表面的なマスコミ就活情報の収集に割くリソースを他の自身のすべき活動に充てられるのなら、これほどうれしいことはありません。
また、ウン万〜ウン十万かかるマスコミ塾の強さ、無料の情報のありがたさは確かだとは思うものの、就活生に「高額のガチガチサポートか、無料の散逸した情報か」のほぼ二択しか選択肢がないことにも問題意識を抱いています。ここに「普通の学生(not本当に何もしてこなかった学生)なら自力で走り出せる程度の、充実したノウハウと知見を備えた安価な情報」の選択肢を加えたいという野心があります。

②自身の中で「就活とは何だったのか?」ということを再考したいから
私は就活が大嫌いでした。学部三年当時、貴重な学生生活のかなりの割合をこの営みに割いて一喜一憂せざるを得なかったことにも未だに納得していません。しかしながら、サークルでの幹部経験、兼サー先での活動、ゼロコロナ政策下の中国留学と北京大DDPでの努力と同じく、間違いなく「大学時代に打ち込んだこと」であったのも事実です。
私は専ら文字を書いて物事を振り返る人間なので、このnote執筆を通じて少しでも自身の中で「就活」という営みを昇華させたいのです。

③おこづかい稼ぎ
いま二つ分のサークルの活動が佳境を迎えていて本当に金欠で……お昼ごはん代の足しにします。お金を頂く以上は必ず皆様の一回分のごはん代以上の価値はあるようなnoteにしますのでご容赦ください。

noteの質についてはご安心を。常にTwitterに張り付いて物事を頭の中でコネコネしまくってきた&自分の脳内を世間様にさらけ出してきたので言語化には人一倍の自信があります(自分で言ってて恥ずかしくないの?)

⚠このnoteを購入される際の注意点⚠

ただ、いくつか注意点があります。まず「このnote内には各社の具体的な選考情報は一切含まれていない」ということです(○○社は〇次選考まであって、〇次選考ではこんな試験で、あんなことを訊かれて……など)

理由は単純で、各社で「選考中に得た全ての情報はその社の情報と触れ込んで外部に漏洩しないように」と強く念押しされている(当たり前)ためです。そのため、これから書かれることは全て「私自身が様々な経験を経て辿り着いた思考」であることに留意してください。

また、このnoteの対象は「少しでも能動的に人生を送ってきた就活生」になります。このnoteはあくまでも「それらの経験をどう就活という場に落とし込むか」ということを考えているだけであり、充実した経験が全くの皆無という状態で会社に受かるノウハウを伝授するみたいなものではないということにもご注意ください(しかし「面接」のセクションで「この回答を言っときゃ間違いない」という若干の裏ワザ的なテクニックを紹介しています。お楽しみに!)

前置きが大変長くなってしまいました。それでは本編をお楽しみください。


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noteをご購入いただきありがとうございます。ここからは敬体でなく常体での執筆になること、ご了承ください(常体の方が書きやすくて……)

📚要件整理:就活について

まず具体的な就活戦略を紹介する前に「就活」そのものに対する私の思考を共有し、読者の皆様との齟齬をできる限り解消したい。

予め断っておくが、私は一学生に過ぎない。採用担当になった経験もなければ就活塾を運営しているわけでもない。文章の都合上、様々なことを断定口調で書いているが、そのすべてに
「個人的にはこう思う。分からないけど」
「実情が分からない以上、こう捉えた方が就活生としてはラクじゃない?」
が付いていると思いながら読んでいただきたい。

ただ、少なくとも読者の皆様のためになるnoteを執筆できたという自負はある。そこに関してはご安心いただきたい。

就活とは何か?学生側がすべきことは何か?

まず、私が考える就活とはズバリ「自身と企業のマッチング」である。

そしてよりよいマッチングを実現するために学生側が就活ですべきこと(それが就活中のなんの行動と対応するか)として、以下の三つが挙げられると思う。

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