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君は良いファシリテータではないね!

「君は良いファシリテーターではないね」。
この言葉から私のファシリテーション人生が始まりました。

はじめまして。東京コミュ塾代表の神宮司です。

日々、ビジネスパーソンに必要なコミュニケーションノウハウを研究し、塾生の成長をサポートしています。また、中小企業診断士としてスモールビジネスを構築したい個人や企業に対して、マーケティングノウハウを提供しています。

そんな私ですが普段は一般の会社員として組織で働いています。
元々英語が好きで英語を使った仕事がしたいと思い、海外に拠点があるメーカーに就職。ところが配属されたのはズブズブの国内営業でした。
上司からは「君の日本語はおかしい。英語はいいから日本語を勉強しなさい」と言われる始末。
「なんで自分が国内の営業なんか・・・」と腐りかけましたが、いつか必ず海外で働くチャンスが来るということを信じ、がむしゃらに働き続けました。

気が付けば既に30歳を迎えていた私にある日、人事から声が掛かりました。イギリスへの駐在辞令です。「やっと夢が叶った!」と喜び勇んで新天地に降り立った私を待ち受けていたのは、厳しい現実でした。

日本の本社から出向した私の役割は欧州を統括するサプライチェーンマネージャー」。そこで求められたのが会議を運営する「ファシリテーション」でした。
日本でも様々な会議に出席した経験のある私は、
「ファシリテーション?よく分からないけど、会議を司会進行すればいいんでしょ。それくらいできるよ。」という甘い認識でした。

しかしそう上手くは行かなかったのです。何と言っても相手は癖の強い欧州人達。日本人のように「和をもって貴しと成す」が通じる相手ではありません。

どんな参加者がいたかというと、頑固で自分の意見を曲げないドイツ人、話を脱線させまくるイタリア人、冗談ばかり言うフランス人等など。

そんな曲者参加者に囲まれて、日本人の私が会議をまとめるのは至難の業でした。
赴任当初の代表者会議。ファシリテーションを任された私は準備はしていったつもりでしたが、見るも無惨な結果となってしまいました。議論は白熱を超えて炎上。意見はまとまらず、時間は大幅にオーバー。決めなければならない議題の半分も議論することができず、わざわざこの日の為に欧州各国から集まってくれた皆に大迷惑を掛けてしまったのです。

その時、ドイツ販社の社長に言われた一言が
「You are not a good facilitator=君は良いファシリテーターではないね」。
皮肉ではなく事実だったからこそ、悔しかったです。小さなプライドはズタボロ。8年間、国内勤務を頑張ってようやく掴み取った夢の駐在生活は、どん底からのスタートでした。

このままでは終われない!ファシリテーションを猛勉強する毎日
ここから私のファシリテーターとしての人生が始まりました。
そもそもファシリテーションの意味すら曖昧に理解していた私は、日本に一時帰国した際にファシリテーション関係の本を読み漁り、一から勉強を開始。そこで書かれていたファシリテーション手法を会議で実践していきました。中には実際にはまるで使えない机上の空論のような考えや、小手先だけのテクニックが書かれた本もありましたが、とにかく試行錯誤を繰り返しました。そうすることで少しずつですが、周りの態度が変わり始め会議がスムーズに進行できるようになったのです。

駐在3年目に入る頃には欧州メンバーとの信頼関係も構築でき、自分の意見も通せるようになりました。周りからも「Good job! Nice facilitation!=よくやった!ナイスファシリテーション!」と高く評価されるようになったのです。

愕然(がくぜん)とした日本の会議
4年半の駐在生活を終え、日本へ帰国。欧州での働きが認められ海外営業部のマネージャーに昇進した私は久しぶりに典型的な日本の会議に参加しました。そこで愕然としたのです。会議では誰も発言できないような雰囲気で一部の偉い人だけが話している。若い人たちの目は死んでいました。これではこの組織がだめになる。大げさかもしれませんが、こんな会議ばかりしていては、日本企業全体の成長が止まってしまうと危機感を覚えたのです。

折角、良い技術やアイディアがあっても会議で活発な議論がなされないから、形にならず、世にも出ない。意思決定が遅いために、海外の企業に先を越されてしまいドンドン差を付けられている。それが今の日本の現状です。

私が参加した欧州の会議では参加者全員が気軽に意見を言うことができました。そこに地位や年齢は関係ありません。様々な新しいアイディアとこれまでの経験が交じり合うことでビジネスが加速し、画期的なイノベーションを生みだすことができたのです。

日本はオワコンだと言われていますが私はそうは思いません。一人ひとりの能力が高く、周りに気配りができる日本人がファシリテーション能力を身につければ鬼に金棒。日本が成長する余地はまだまだあるのです。

だからこそ、欧州で身につけたファシリテーション手法を日本で広めたい。ファシリテーションで日本を活気づけ、組織で働くすべてのビジネスパーソンに「会議って楽しい」と感じてもらいたいという想いが芽生えました。

今までの経験を活かし、どんな参加者でもどんな困難な議題でも全員が納得できる結論を導き出すことができるファシリテーション手法を体系化。そのノウハウが学べるセミナーを開催することに決めたのです。

大人気のファシリテーション講座
私のファシリテーション講座は超実践型です。
ファシリテーションの基礎を学んだ後、すぐにミニ会議を開催して参加者にファシリテーター役になってもらいます。参加者にも私が出会った曲者役を演じてもらうことで、実際の会議でもありそうなトラブルを誘発しファシリテーター役を困らせます。その体験を通じて「知っている」から「できる」へスキルアップしてもらいます。
受講したお客様からは以下のようなお声を頂いています。

実践的かつ具体的なファシリテーションを体感することができたので、大満足な講座でした!講座内では、座学だけではなく、ワークを通して実際にファリテーションを体験できるので、楽しみながら学びを深めることができます。会社でファシリテーター役を務めている方や、長すぎる会議を改善したい!と願っている方、オンライン会議を楽しめるようにしたい!と悩んでいる方などに、特におすすめしたい講座です。(30代男性)

実践練習の場として最適です!今まで「何となく」で行っていた部分がよりクリアになりました。学んだ内容をすぐに練習することができるので、単純な講義型よりもスキルが身につきました。グループワーク形式で、他の参加者の方の様子が伺えるのも、大変勉強になります。ファシリテーションスキルを身につける人が増えて、世の中の会議がどんどん効率化していったらいいな…と思います。(30代女性)

私の講座では実践ですぐに使えるファシリテーションスキルを教えています。

・ムダな会議が多すぎる・・・何とかしたい!
・会議が盛り上がらない、活発な議論にならい。
・どうすれば皆が納得する結論を導きだせるのか分からない。
・そもそも人前で話すのが苦手なのにファシリテーションなんてとても無理。

というお悩みをお持ちの方。
是非、東京コミュ塾へお問合せ下さい。
実践的かつ誰でも再現可能なファシリテーションを手法をお伝えします!
公式LINEにご登録頂ければ、期間限定で、PDFファイル「ファシリテーション23のスキル」をプレゼントします!

schooという動画配信サイトで2023年5月12日(金)ファシリテーション生放送を撮影しました。

またストアカでは、2023年5月17日(水)21時から、毎週水曜日、6日間のファシリテーションマスターコース(オンライン)を開催します!
ファシリテーションの全スキルを余すことなくお伝えする講座です。
この機会に是非、ファシリテーションをマスターしましょう!

本気で、ファシリテーションスキルを身につけたい、と願う皆様のご参加おまちしております!

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電子書籍もありますので、是非、お読み頂ければ幸いです。


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