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御田祭レポート〜にっくきコロナよ〜

お疲れ様です。お待たせしました。
次男坊です。

2024年7月6・7日、宮崎県の美郷町では毎年恒例の御田祭が開かれ、炎天下の中でしたが大いに盛り上がりました。
前夜祭の花火大会には別の用事で参加はできませんでしたが、二日目からなんとか写真が撮れました。
(と言っても30分くらい遅刻しましたが)

と言うことで今回は7月7日に開催された御田祭で体験レポートについて紹介させていただきます。
私も伝統的な行事を沢山見させていただき、牛馬入れの荒々しい姿、早乙女の田植え神事などを写真に収めることができました。
御田祭の熱気が伝われば幸いです。

泥しぶきを被ると1年の無病息災が祈願される御田祭。

御田祭~5年ぶりの参加~

御田祭とは宮崎県の県北にある美郷町で毎年7月に開催される田植え祭りで、千年の伝統を持つ神事です。
神田にて田植えを行うことで参加者の無病息災を祈願する行事ですが、その様子が地元の写真愛好家からも人気を集めています。
私もよく通っていましたが、昨年はコロナに感染したので今回で実に5年ぶりの参加でした。

荒々しい牛馬たち

御田祭の魅力は何と言っても迫力ある牛馬を用いた田植えです。
田植えの際、牛や馬を神殿に入れて耕していくのですが、牛や馬の動きは力強く時として人間の命令を無視して暴れまわることがあります。

また今回は生まれて2カ月くらいの牛も居まして、非常にかわいらしい姿を見せてくれました。

お世話していた方も優しそうな人でとても大切にされていました。
田植え神事の際、なかなか動かずに一苦労

そして目玉は豪快に走り回る馬たちの勇姿です。
暴れ馬たちを乗り回すのは非常に困難で、乗り手の方が落馬することもしょっちゅうと言う。
私もその姿を狙って撮影していますが、正直かなり難しいです。

落馬は怖いけどお祭りはアクシデントと垣間見える日常を写してこそ

また今回は少し冒険して、神田の近くで撮影していました。
いつもは泥がかかるのが嫌で少し遠くから撮影してましたが、今年は汚れてもいい服とビニールで対策はばっちり!
でも周りの人が持ってる泥除け用のビニール傘も買っとけばよかったかな?

この時は泥しぶきを直に受け、後で掃除が大変でした。

また7月7日生まれの馬も居ましたので行事の後皆様誕生日をお祝いしていました。
ハピバ!

この子が七夕生まれ。行事が終わったら大人しくボディタッチを許してくれました。

早乙女の御田植神事

牛馬入れが終わった後早乙女の田植えが行われるのですが、美しい田植え姿も人気の一つとなっています。
今年は人手不足のためか女性だけでなく男子高校生位の子も参加していましたが、美郷町の山々をバックに田を植えていきました。

玉ボケを狙ってみた。
美郷町は宮崎県の山間部。晴れるときれいな山々が。

今年は熱中症対策のため早乙女の田植えは時間が短縮されていましたが、実際救急車が来て何人か搬送されていました。
皆様夏場の撮影ではくれぐれもお気を付けください。

水分補給と日陰での休憩を忘れずに!

祭りで撮るときの注意点

お祭りを撮影する時のコツとしてよく言われるのが、祭りを撮るのではなく祭りで撮るということです。
単純に祭りを撮るだけでは報道写真となり、面白みに欠けてしまうからです。
祭りから垣間見える参加者の日常、また水に映る反射などを利用することで、写真が芸術的になります。

御田祭なので神田に映るリフレクション(水の反射)を活かしてみました。

三脚を使う際には要注意

夜のお祭りになると写真がブレてしまい三脚を使う必要も出てきますが、お祭りによっては三脚や脚立が使用できない場合があります。
今回の御田祭でもそうでしたが、三脚を設置することへの危険性からトラブルが多く発生しているので使用禁止となっています。
手振れ補正やストロボ(フラッシュ)などを使うなど工夫して下さい。

終わりに

今回は7月7日に開催された御田祭のレポートでした。
インスタグラムでもたびたび写真を投稿させていただきましたが、やはり素敵なお祭りでした。
今回は日記感覚で書かせていただきましたが、宮崎のお祭りを少しでも知っていただけたら幸いです。

それでは今回はここら辺で失礼させていただきます。
本日はお付き合い頂き誠にありがとうございました。
ハロー!そして…グッドバイ

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