【学レポ vol.10】合同会社 琉美 久保田さん
ジンザイが発信する静岡の企業紹介コンテンツ。学生インターンの後藤が、県内の経営者さんに取材をする学生レポーターになります。略して「学レポ」。
今回は「合同会社 琉美（りゅうび）」代表の久保田由美（くぼたゆみ）さんです。宜しくお願いします！
※記事の後半では、職場体験で取材に参加した中学生（男の子）の感想も掲載しているので是非ご覧ください！
介護とエステサロンの経営者さん！
略歴
1987年7月3日生まれ。中学2年生での職場体験実習をきっかけに福祉科の高校に進学。高校卒業後は、約10年間様々な介護施設を経験。2017年8月、合同会社琉美を設立。『訪問介護ひかり』『Lulu’s（ルル）脱毛&エステサロン 』を事業として展開している。
仕事のこだわり
スタッフが働きやすい環境を作ることにこだわりを持っています。
仕事は楽しくできないとなかなか続けられないですし、“作り笑顔“で仕事を続けているとお客さんからも「大丈夫？」と心配されてしまうと思うんです。
スタッフ一人一人に、“心からの笑顔“でいてもらうこと。
そして、何か一つでも目標を持って仕事をしてもらうことも大切にしています。
例えばエステなら「このお客さんのシミを〇ヶ月間でなくす！」であったり、介護なら「野菜嫌いの利用者さんに野菜を食べてもらう！」など、どんな小さなことでもいいのでとにかく目標を持ってやること。それが必ず結果として現れてくると思っています。
スタッフから「こんな働きやすい会社初めて！」「死ぬまでこの会社で働きたい！」と言ってもらえるのが本当にやりがいだと感じますし、これからもスタッフ一人一人が笑顔で仕事をしてもらえるような環境をつくっていきたいなと思います。
取材の端々で伝わってきました！
どんな人を採用したいか
固定観念に捉われない人を採用では大事にしています。
例えば、訪問介護といったら「年配のおばちゃん」のような凝り固まったイメージがあるかもしれません。
けれど、うちのスタッフは若い子も多く、髪型やネイルは基本自由、むしろメイクは身だしなみとしてきちんとしてきてね、というように伝えています。
今まであったイメージを壊せるような人。それは見た目だけでなく、“行動“でも同じです。
「今までこういうやり方だったから」という右へならえの考え方の人じゃなく「こうしたらもっと良くなるんじゃないか」と提案してくれる人と一緒に働きたいなと思っています。
うるさいくらい自己主張が強い人に是非来てもらえたら嬉しいですね（笑）
私の推しアイテム
ピアスが大好きです！！全部で500個くらい持っています（笑）
自分のウォークインクローゼットにお店みたいに並べてあって季節ごと衣替えみたいに入れ替えているんです。
介護のお仕事中にはできませんが、どこかお出かけする時には必ず服と一緒に「今日の気分はこれ！」って感じで決めて自分のモチベーションにしていますね。
ピアスコレクション！
久保田さんの目標
介護施設をオープンしたい！という大きな目標があります。
利用者さんにはできる限り自宅で過ごしてもらいたい、という想いはありますが、どうしても現在の訪問介護、在宅だけでは限界があるなと感じています。
加えて、もし自分の母親が施設に入るってなったとき、行かせたいと思える施設が身近にないなと思っているのもあって、是非実現させたいと思っています。
エステに関しては、今いるメインスタッフがやりたいことを全力で応援する！に尽きますね。
営業も含めスタッフみんなが主体となってサロンを盛り上げてくれているので、私はとにかくスタッフが働きやすいと思えるようにサポートし続けたいなと思います。
若者へのメッセージ
私は、人生はゲームだと思っています。
人はいつか「死ぬ」のがゴールで、それまでは全部暇つぶし。
だから途中で死んでしまったらゲームオーバー。
逆に言えば、“死ぬこと以外はかすり傷“なんです。
どんな辛いことがあっても死ななければどうにかなる、工夫をすればなんとでもなるんだ、ということを忘れないでもらいたいです。
あとは、言わない後悔よりも“言って“後悔してほしい。
挑戦しないで「あの時やればよかった」と嘆くよりも、どんどん声をあげて失敗をする。声を上げなければ何も変わらないし、たとえ失敗してもそれは必ず経験になります。
どんなことでもとにかく周りの人（先生や上司）に言っていくことが大事ですし、それが実現への近道だと思っています。
そして周りの目を気にせず、自分は自分だと思ってチャレンジし続けてもらいたいなと思います。頑張ってください。
経営者の皆さんには本当に感謝です！
【番外編】経営者さんのお話を聞いた中学生にインタビューしてみました！
今回は職場体験でジンザイに来てくれた中学生の男の子にも取材に参加してもらい、お話を聞いた感想を書いてもらいました。
＜感想＞
「働きやすい職場」を目指しているということで、久保田さんが中心となるのではなく、職員全員が意見を出し合っているとお聞きしました。職員と久保田さんそれぞれのコミュニケーションが大切であるとわかりました。
僕も中学校で生徒会長を任されているので、久保田さんの話はとても気付きや共感できる箇所が多かったです。
実際に、生徒会の話し合いの場でも、自分で全て決めるよりも、他の参加している人の話を聞くことがより良い学校を創っていけると感じたことがあります。これからは、意見を聞けるような生徒会長を目指して行きたいと思います。
職業体験の一環として、とても貴重な経験となりました。
ありがとうございました！
これからの活躍も応援しています！！
久保田さんと合同会社 琉美をもっと知りたい
