歯ブラシはふつうのもののほかにすきまと奥のほうにとどくものが必要だった
(注意喚起:歯科治療のようすを記しています)
はじめに
歯のメンテナンスに定期的に通いはじめて1年が過ぎる。きっかけは歯の詰めものがとれたこと。それ以降、虫歯一歩手前の横向きに生えかけたままの親知らず(つくづく名称に納得)を抜き、歯ぐきのポケットのなかの歯石までとりのぞいた。
これでようやくスッキリ。あとはみずからによる歯みがきとともに半年に1回ほど歯科に通い、点検とメンテナンスを受けるだけ。見違えるほど歯はきれいになり、歯ぐきも健全に。ズボラなわたしでもやればできもんだと思う。
きょうはこんな話。
ちょうど1年前
食事中に口のなかになにかかたいもののある違和感。もしやと思ったらまさにそう。歯の詰めものがはずれた。たてつづけに2回。近所の歯科にかけつけて詰めなおしていただいた。その機会に歯のアドバイスを受ける。
一般のヒトがいくら歯みがきを熱心にやったとしても限界がある。どうしても歯ブラシやデンタルフロスなどでは届きにくい場所が。とりのぞくには歯科医のたすけがないとむずかしい。
治療をつづけてつくづくそう感じた。歯石として歯垢がのこりがちなところはまさにそんなところだった。みがくときにそこにも歯があったのかというような場所だった。齢をかさねていながら歯のひろがりの感覚ができていないと納得。
口のなかの感覚を身につける
自らの感覚があまりに適当だったこと。ひとつひとつ押さえていけば、こんなに奥にも歯があると気づけないはずはない。それをおざなりにして適当にやっていた。感覚的に存在を認識されないまま奥のほうの歯や届きにくいすみのほうは悲鳴をあげていた。
まさにそんな場所に歯石や虫歯ができやすい。歯石はまさに歯周病をひきおこすきっかけになりやすい。長年の放置をいたらなさと、恥を承知のうえでたいへん手のかかる作業をおねがいした。
物心ついて以来、「歯石とり」のために歯科に通うなど思いもしなかったわけだからそれ相応に頑固な歯石だったらしい。「え~」とか「おおっ」とかおっしゃりながらの施術。そのたびにわたしのほうはその場所を感覚で記憶しようとした。
歯ぐきのようすをみながら
歯石とりもここまでくるとなかなかやっかいらしく、長年のあいだメンテナンスをしてこなかったツケがここに表出。歯石のつくのは歯の表に出ている面だけにできるのかと思っていたがじつはそうではなく、歯ぐきのポケットといわれる部分にまで沈着しているらしい。
それらが歯周病をまねいたり、歯がぐらつくなどよくないことの原因となりがちなので、相談の結果、それらをとりのぞいていこうとなった。
おわりに
たしかにこのところ歯周病に関しては以前から気になっていた。まさかこんなことが原因のひとつになるなんて思いもしなかった。たしかにレントゲンで、歯とはあきらかにことなるものが付着しているのが見てとれる。これをとりのぞいていくのだなと納得はできたのだが、それって歯ぐきのなか。
それなりにぐりぐりやるので多少歯ぐきに負担がかかる。歯ぐきの回復のぐあいを見ながらの作業となるので時間をそれなりにかける。それから数か月ようやく歯のポケットから歯石をとりのぞくことができた。ぎりぎり切開までしなくてよかった。
それ以降、歯みがきのやり方が変わったのはいうまでもない。ふつうの歯ブラシ(小さめ)とひと束だけのものの2本体制に。
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