なにをつくるか思案するあいだにみそ汁はつくれるすぐれもの
(2024.9.2加筆)
はじめに
しごとから家にもどり、さあ、なに作ろうと冷蔵庫の中身と相談。たいてい買い物で手に入れた処分品のほうをさきに料理してしまう。そのあいだにみそ汁を並行してつくる。メインでなにをつくろうかと浮かばないうちでもおなじ。
きょうはそんな話。
(Amazonアソシエイトに参加しています)
しごと帰りに
たいていみそ汁をつくる日は決まっている。リモートでない研究パートの日のしごと帰りが多い。昼の勤務からあたまを家事へときりかえるあいだに、ほぼ無意識のままみそ汁用のなべに水をいれはじめる。基本的に台所のすみにころがっているものと冷蔵庫の残りの野菜たち、もしくは3つのパック入りのとうふの残りなどをいれると具であふれんばかり。
もはやこの一品とごはんだけでも十分だが、つぎの食事やべんとうのためにもう1、2品料理する。バランスからひとつはタンパク質中心の、もうひとつはやさいの料理をくわえる。それで2回分の食事をまかなえる。
もはや順列・組み合わせ
みそ汁とはなんとふしぎなスープ。ほぼ何でも合う。つまりは残りものをかたづけるにはこれに変わるものはなかなか思いつけない。もちろんみそ汁以外の汁ものとしてポタージュ、中華スープ、ミネストローネなど。いずれも具材はどちらかというと限られる。
したがって残りもののかたづけ優先の日にはほぼかならずみそ汁。具材はそのときどきでことなる。その組み合わせはかなりのものになりそう。
「10品の異なる食品から3品を具材にえらんでみそ汁をつくるとしたら何通りの組み合わせがあるか?」の数学の問題を思い浮かべた。計算すると(10✕9✕8)/(3✕2✕1)=120(通り)。毎日つくっても年に3回しかかち合わない!
さらにさらに
具材をふんだんに使えれば、汁の量を減らせて塩分のとりすぎにはなりにくい。一方で豊富な具材で栄養もまかなえる。中身を変えればおなじ食品のとりすぎにもなりにくい。
海外で何日か過ごすとまず思い浮かぶのはだしのきいたみそ汁。やっぱりこのクニのニンゲンなんだなと自覚。いりこ、かつおぶし、こんぶなど海産物のだしの味はほんとうに独特。ほかにもしいたけやほかのきのこ類から、みそ自体からもいいだしが出る。
つくるのが容易
上にあげた汁物のうち、みそ汁は手づくりしやすい。したごしらえや裏ごしなどの手間はいらない。かんたんに手早くつくれる点はだんとつかもしれない。
みそはいろいろあり選べる。麦、米、大豆などを原料に。あとは塩とこうじくらいでつくれる。その結果、赤みそがあれば白みそ、ほかにも淡色のみそも。あじわいにちがいがありこだわりだすときりがない。
おわりに
こうして日々なにげなくつくるみそ汁だが、こだわりはじめるとこちらもきりがない。きのうの具材がそれとあれだったからきょうは…とアレンジするのはたのしい。だしと材料の組み合わせしだいで味や風味がさまざまなのもいい。
ちなみにきょうのみそ汁は混合節のだしにしめじ、とうふ、わかめ、にんじん。そして大豆・米・麦のあわせみそ。
こちらの記事もどうぞ
広告