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賃貸で住みやすい場所を見つけるためにわりと大きなポイントのひとつは


はじめに

 たびたびすみかを変えてきた。これまで10か所ほどのうち自ら建てたのは9か月まえまで住んでいた家ひとつだけ。のこりはすべて賃貸。それらを転々として気づいたこと。

きょうはそんな話。

しごと場も入れると

 さまざまな賃貸にくらし、職場としてつかってきた。すみかとして10か所、しごと場で5か所を借りた。あわせると15か所。数年に1回の頻度で移動している。満足できたもの、くふうしておぎなったもの、あるいはオーナーと話し合ったうえで手を入れたものも。

使いやすく名残惜しいところ、なにも支障なくすごせたマンション、がまんできてすごせた場所などなど…。数えあげればきりがない。

家を建てるときは

 生まれてから30年ほど賃貸住まいがつづいた。ようやく家を建てられたときにはそうした良し悪しの経験がほぼ役に立った。あくまでも予算の許す範囲で妥協し、長年住みつづけるとやっぱりこうすればよかったとか、ああするともっと使い勝手がよいなど出てくる。

いずれも改良がすすみ、よいところは万人がそう思うようで標準仕様としてそののち借りることになる賃貸にも採り入れられている。とくに水まわりなどはそう。トイレや風呂は快適に使えて、手入れやメンテナンスがよりしやすくなった。窓枠などアルミから材質が変わり、防音や断熱性などもよくなった。

賃貸を選ぶとき

 これまでの借りる経験からわかってきたことがある。それは、オーナーの方や管理会社がしっかりしているとたいてい満足度が高めということ。これは物件の新古とはあまり関係なさそう。

古くても管理が行きとどいたものはそれに呼応して代々の借り主が納得づくでつかったとわかる。これはわたしが借りたところではないが、知り合いの借りた賃貸ではあたらしくてもその逆もある。

おおかた受容できそうな物件に絞り込んでいく段階でもう一歩確認するとよいポイントはその建物まわり。とくにゴミの集積場をどのように管理しているか、ふだんのようすから見れるといちばんいい。

その理由とは

 物件の管理会社やオーナーの方がどのようなヒトビトか、くわえてそこの住人の方々のマナーの一端がとともにあらわれやすい場所。これまで家族が借りたところもふくめてそれは合点がいく。

そこは「本音」があらわれやすい個所。室内は管理会社やオーナーも念入りに整備して小綺麗に保ちやすい。あくまでも家具やなにかが入っていない状態は整然として借り手はあっさり満足しやすい。その一方で建物まわりであたりの環境面をふくめてふだんのまま、素のままが見えやすい。

おわりに

 賃貸を借りて新生活をはじめる際はなにもかも慣れない状況。じゅうぶん休息できて快適にすごせる場であってほしい。そこであらたなストレスを生んでは本末転倒。

上で指摘した個所には住んだのちの「ほんとうの」快適度があらわれているかもしれない。
 

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