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みそ汁をみなおしてみる:その日の栄養と前向きなきもちの供給源になる


はじめに

 つかい終わりそうだとみそを買った。ひとりぐらしに500グラム入りは多いかなと思いつつ購入。家に帰りさっそく容器にわずかにのこるほうでみそ汁をつくる。

どういうわけかべんとうの日には帰ってから夕飯とともにつくるのがこのところの流れ。まあゆっくりこしらえて食べればいい。

きょうはそんな話。

みそを買う

 そろそろ残りは1,2回分かなと思う。なかなかひとりぐらしでしかも減塩中でみそが減らなかった。ようやく店で品さだめする。みそとしょうゆだけはおいしいものをつかおうと毎回じっくりえらぶ。小さめの容器で割高かもしれないが、ほかでずいぶん節約中なのでみそはいいだろう。

そう思いつつ500グラム入りを手にとる。おそらく数日後にはあたらしいみそに変わるんだと思いつつ帰宅。そそくさと夕食の準備にはいる。キッチン上の扉をあけて皿を出そうと手をのばす。

「おや。」もしやと厚手のビニールにつつまれたほうへ目をこらす。まちがいない、未開封のみそ。しかもさきほど買ったばかりの2倍の1キログラム。しまった~、かぶってしまった。

みそがあつまる

 このところ買い物でよくやってしまう失敗。一方で買い忘れもある。そこでかならずこれとこれとメモに記し携える。ところが「あっそうだこれも切れかけている。」と追加で買ってしまいがち。こんなときこそ注意しないとよくやる失敗。

やってしまったことはしかたない。ほそぼそと時間をかけて消費しよう。みそは保存できるし。みそ汁は手づくり。けっこうやさいを水かさより多く入れる。こうして塩分のとりすぎを抑える分、みその量を極力減らせる。

やさいを摂るには

 つくりながらみそ汁だけでなく汁物全般でやさいをけっこう摂れるものだなと思う。揚げたり焼いたりとくらべてただ煮るだけの調理はかんたん。手もとにある材料をてきとうに切ってほうりこむだけ。それなりにサマになるし食べやすい。密閉容器にいれて汁がこぼれないくふうをすればべんとうに持参できる。

とくにべんとうおかずにやさいがすくなめなときでも、こうして汁物でしっかりおぎなえ安心。

あたますっきり

 それともうひとつ。あたまがさえないときにいい。温かいみそ汁をおいしく感じる。おそらくみそだけでなく、だしや各種のやさいからのアミノ酸や糖がすぐにからだをめぐりそう感じるのかもしれない。

なんといわれようがこればかりはこのクニのニンゲンなんだと思う。このかたちで糧を得るようにからだがおのずとできているようだ。

おわりに

 みそを買いすぎた結果、塩分に用心しつつもみそ汁だけでなくあえものや炒めもの、みりんみそに漬けた焼き魚などをつくるようになった。これですこしずつみそを消費しはじめた。

要はとりすぎなければいい。せっかく保存性のいい醸された食べもののひとつ。生かさない手はない。

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