見出し画像

庭先の木々の色づきをミラーレス一眼カメラであれこれ細工しないで表示させる


はじめに

 ミラーレス一眼のカメラで色づきはじめた庭の木々をオート撮影を中心にしぜんなかんじになるように撮ってみた。けっこうもとの色を再現しようと思うとカメラのあつかいは奥が深い。

なかなか肉眼でみるほどの色を撮影するのはむずかしい。むかしのフィルムとちがってたくさんとってもふところはいたまない。やっぱり練習がいちばんと思い、見ためにちかいいろどりを再現すべく撮影とトリミング編集作業の試行錯誤のようすを。

暖地住まいで季節の進行上、昨年(2021年)のほぼ同じ時期に撮影をはじめ、11月なかばまでのようすを中心に。

カメラを手にして

 中学生のころ一眼レフを手にして、そののちデジカメに。現在はミラーレス一眼カメラ。とくにフィルムの時代からデジカメにかわり、撮影する枚数はもっと増えるかと思っていた。ところが意外や意外。それほど増えていない。撮影と同時にいまうつした写真を確認できるから余分にとらなくていい。

撮影の練習にはもってこい。ああ、こうすればよさそうね、と納得しつつ撮影できる。そうして何日かかけてカメラのくせを把握していったのが今回の紅葉。

さて、カメラの準備を

 前置きがながくなったが、カメラはCanon EOS M10、レンズはEF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMと EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM。すでに手にして4年ほどに。2015年10月よりCanonで製造され、いまも発売されているカメラ。

最近はもっぱら望遠ズームレンズをつけている。ボディはちんまりしていて望遠ズームレンズはごっつくバランスはとれていないが、全体ではコンパクトなもの。手の小さめのわたしにはちょうどいいサイズ感。リュックのなかでじゃまにならない。

わたしの撮影対象からするとこの望遠ズームが使いやすい。室内の近景、花や虫などの近接撮影時にはEF-M15-45mm標準ズームレンズのほうを使う。

撮影で気づけたこと

 はじめは肉眼できれいだなとか、この向きからだといいなとか、カメラを向けて撮影してみるが、肉眼では見えている色のとおりに撮影結果はなかなかならない。まずなにより紅葉の色が再現できていない。感覚にあったオート撮影をみつけられない。

 撮影にたけた方ならばあたりまえのことでも、ひとつひとつじぶんでやってみてようやく気づける。撮影対象のバックを暗くするとオート機能でシャッター速度優先でレンズのしぼりを開放しようとする。それで色を再現しやすくしてくれる挙動をしめす。

きっと同時に暗いのでこちらも三脚をたてつつカメラを助けて、感度をしっかりあげようとする。ただし最近のスマホのカメラほどの感度はない。製造開始から7年間、そのあいだに素子の性能がとてもあがっている。

前のデジカメ(20年ほど前の機種)はそれができる範囲がとてもせまかった。暗い方に向けるとストロボなしではとたんに手ブレするほど暗さに弱い。

そこで、それを確認すべく何枚か撮影してみた。縦方向で撮影したものを縦:横=1:2にトリミングのみ。画像加工はなし。

晴れた日の一面のもみじ

陽だまりの黄色い葉


透過光で


こちらも透過光を葉にあてて


上向きに風をかんじながら


おわりに

 このカメラ、入手から4年。きっと機能のごく一部しか使えていないはず。撮影したらwifi経由でスマホやPCに取り込める機能を持つ。いまではあたりまえでも当時はそれがウリになるぐらい。

スマホのカメラの性能がアップしてズームや望遠などもかなり撮影できる。それでもカメラのほうが撮影しやすい。スマホはカメラとして使うにはかたちが扁平でしっかりホールドして使いにくい。


テーマに関連する記事


#紅葉前線レポート

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集