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紙の本を減らしたはずなのにいつのまにか増えつつあることに気づいた



はじめに

 引っ越し移動の機会に手もとの本をヒトに譲り、処分し、売った。それで9割以上減らしたはず。先日つぎにあるかもしれない引っ越しに備えて荷物を点検。なんと本がふえていると気づいた。

きょうはそんな話。

それほど読んでいないはず…

 確実に手もとの持ちものは順調に減っていると思っていた。すくなくとも今夏まではそうだと信じていた。学習サポートと研究パートのかけもちしごとをつうじて書物やテキストを購入して読み終わると、生徒や学生にいらないから、手もとに置いては荷物がふえるからとの口実でわたした。

こうして確実に手もとに残らないように気をつけていたはず。ところがこの冬にもう一度点検してみると、思いのほかのこっている。というか9割いなくなったはずの本がじつは段ボールに2,3箱分みつかった。前回の引っ越しの混乱にまぎれていっしょについてきていた分と、もとの家で処分をまぬがれてしまった本。

処分をいそがないと

 いずれにしても処分をいそがないとつぎの引っ越しさきへはもちろん連れて行く気は毛頭ない。賃貸住まいにとって、収納スペースはそのまま家賃の上昇に直結する。つかわないものの収納に毎月家賃をよぶんに払うのはじつにもったいない。

かなり思いきって処分に踏み切らねば。あるいは研究パートのしごとの分はこれから研究室に訪れる学生たちが基本事項を学ぶのにつかえる。蔵書としてスペースをつくろうか。

スペースさがしに

 研究室にそんな本を置く場所はあっただろうか。すぐには浮かんでこない。なにはともあれ今あるものを整理して収納スペースをつくらないとはじまらない。本の2,30冊を置くスペース。捻出はそんなにたやすくない。

ふだんお世話になっている実験室すら本来ではたりなくて余分に企業とプロジェクトを組んで費用を払いながらつかわせてもらっているぐらい。そんな貴重な場所で本のためによぶんなスペースをつくらねばならない。

大そうじの機会に

 ちょうど大そうじの予定。あらたに講座に配属してくる学生のため机をひとつふやす予定だった。その際にうまく本棚を組んでそこに捻出してできればいいけれど。

こんな機会がないとなかなかほかのしごとをかかるなかではかんたんにできない。本の居場所をつくれなければ処分やむなし。

おわりに

 もとの家にのこる本はすっかり処分する。こちらはもらい手はなさそう。紙のリサイクルシステムのあるところにたばねて持っていくつもり。学習サポートの生徒たちと利用したテキストたちばかり。これらは古いものが多いし、ことしで教室を閉じたのちはもっぱらネットだけで運営していくのでそのつど購入すればいい。

それにしてもたくさんあると驚いた。

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