米の節約が功を奏しあきらかに消費量が落ちもはや自分には高級な食品のあつかいになりそう
(2024.10.14加筆)
はじめに
米が昨年の1.75倍になった。買いだめはしていない。冷静に対処しているつもりだがもはやあきらめの境地で、わたしのなかでは米離れがおのずと進み、消費量を落としほぼ2倍ちかく長持ちするように。さらに値上げと高止まりを警戒し、のちに備えるためにほかの支出を抑えている。
それ以前から米が買えなくて食パン、海外産のオートミール、パスタなど麺類、そして小麦を買ってパンづくりなどで代替。
米はもはや高級な部類で日に1回だけ食べられるというあつかいになりつつある。もうこれでいいかと思いはじめている。米離れはさらに進みそうで農家のみなさんのようすも気になるが。
きょうはそんな話。
記事にしていた
2か月まえにようすがおかしい、おそらく今シーズンはこのまま米が高いだろうとわたしは記事にしていた。
危惧していたことがどうもそのとおりになりため息しかでない。昨年に購入していたおなじ米の値段を比較するとすでに1.75倍。わたしのおもな米の購入先の生協でくらべたもの。周囲のスーパーなどの値段も同様。べつにあせるわけでもないしさわぐつもりもない。ああ、米も離れていったかとただ静かにあきらめの境地。
対策をつづける今
わずかながらに店にはあるがとても手が出ない。収穫期を過ぎれば…との見込みでいたが、どうやら米の価格は多少の波はあっても高止まりのまま来年の収穫時期までは推移しそうな気がする。ほかの生鮮品にも高いものが多い。
もちろん米作農家の方々のご苦労を思えば経営の安定の面はある。昨年などはもろもろの物価が上がるなか、米の価格は据え置かれて健闘していたし、むしろ米は値上げしなくてだいじょうぶなのだろうかと心配したほど。
とはいえなにかしら食べていかねばならない。
たよったのは
その結果、米をなるべく節約(最近は半減)してローリングストックを減らさないようにほかへと代替。それまでもつづけていたオートミール、食パンにくわえてもっとも増えたのはパスタ。やはりコスパがいい。年齢相応に摂取カロリーをへらしつつあったのでちょうどいい。
米が上がったのに代替品で高いものを購入したらなにもならない。そこで麺類を夏のあいだはよく食べた。こうしてみると小麦は輸入が多い。
おそらく「国産品を」と日ごろ言いつづけているわりに実行できずじまいの自分がなさけない。収入を抑えた生活のほうが環境にもいいし、むだな消費や物品を家にためこまなくていいと節約生活をかなり以前からやってきたのだが。
ようやく支出を減らす生活になれてきたところ。以前のように自分の時間をへらし、フルにはたらいて収入をわずかだけふやす生活にはもどりたくない。
米がまぶしい
先日記事にしたがもはや自分の食費よりも、やむなく所持する車のほうが燃料費などで出費がかさんでいる。
みずからのことながら笑ってしまった。高止まりのままのガソリンを消費する車のほうが費用がかかるなんて…。
もはや米を見る目が変わりつつある。羨望の食品。米好きのわたしにはほんとうになやましいはずなんだが、わりとあっさりきりかえられ複雑なきもち。意外とやれないことはない、あれこれ言ってられない。ただただこのクニの農政にはタメ息しか出ない。
おわりに
それでも米に対する思い入れはやはりちがう。この時季の運動会の校庭でかぶりついたお昼のべんとうのおにぎりは格別だった。学生時代のひとりぐらしをはじめた当初、米をじぶんで炊くのは感慨深かった。米に対する思い出はいくつもあるし、それこそさまざまな行動の原点として刻まれている。
それだけに離れていく対象にするのはやはり惜しい。やっぱりこのクニの文化の根幹だろうなと思う。
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