見出し画像

寒さに対してやせ我慢をすることはだれも強いてはいない


はじめに


 この冬は寒いと感じたらエアコンをつけている。これは昨年の賃貸暮らしをきっかけにそうしようと実行。ちょうど変わり目だった。以前の家(つまり自分で建てた家)ではほぼエアコンのスイッチを入れることはなく、たまにファンヒーターをつけるぐらいだった。

年を重ねるにつれて、なんとかのやせがまんに結果としてならぬように、そうならないうちから適切な冷暖房を習慣づけようと思った。むしろ「温度ギャップ」による危険防止のために暖房が欠かせないと知ったから。

きょうはそんな話。

やむおえず


 対処法としてつかうのはファンヒーターでもかまわなかった。エアコンでなくてもいい。ただし灯油の手配をたえず求められる。重い灯油を数キロ先から徒歩で運べず車の出番となる。ここにはエレベーターはない。重い灯油を入手できても、3階まで持ち運びあげるのはそれなりに今後が心配。

その点、電気でうごくエアコンは重宝。そのかわり灯油を燃料とするファンヒーターとくらべると少しだけエアコンの電気代はかさむ。

それもしかたないか。しばらくまえに腰とひざをおかしくした際に、階段の上り下りはこんなにつらいのかとしみじみわかった。さらに年を重ねるとこれがつねになるのだったら、やはり上層階はやめておこうとなる。

あたたかい服装で外出する


 エアコンだけでない。外を出歩くときもそう。寒さに対しての下準備をしてからでないと、いきなり低温にふるえながら歩くわけにいかない。それこそヒートショックを引き起こしそう。

ちょっと多めに寒さ対策をしつつ外出。いちばんの寒さでは毛糸の帽子が活躍。たしかにあたたかい。あたまから体温がけっこう逃げているとわかる。おなじく指先や首まわりもそう。すぐにかじかむようならば手袋やマフラーをしておいたほうがいい。

西日本なのに


 各都道府県の冬の室内の温度をしらべると、西南の暖地の室内温度はおどろくほど低い。そのなかで多くの方々は生活していらっしゃる。つまり北国の方々よりも、さむさ対策についてわたしもふくめてできていないのかもしれない。それは室内での各部屋の温度ギャップも同時に生みやすいのかも。

もちろん経済的な理由などほかにもさまざまあるのかもしれないが、それにしても明白に北国とくらべて低い。習慣というのはなかなかそのさなかにあるとちがいに気づけないもの。これがふつうと長年思っていたが、よくよくかんがえると職場などとはあきらかに5℃以上ちがい、そんな低い室温のなかで何ごともなく暮らせたのはただ運がよかったのかも。

寒さ対策だけでないかも


 けっきょくのところ適切な冷暖房は健康保持にむしろプラスなんだと思えてきた。わたしはこれまで寒さにストレスをかかえつつ背中をまるめてすごしていたにちがいない。それがふつうで、まわりもそうしているからと思い込んでいたのかも。

寒さだけではなさそう。これはほかの生活習慣や行動にもいくつかこうした思い込みがありそう。

おわりに


 休日に部屋では空調のある場所で日がな1日すごし、そこでたいていのことができるようにした。食事づくり、風呂・トイレはべつだが、そこは広くなく煮炊きをするとすぐにあたたまる。

こうしてなんとか賃貸のくらしが室温のうえでは首尾よく成立している。これもやむをえないと思う。電気とて無尽蔵につくれるわけではないが、ひとりぐらしの身なのでやせがまんの結果、それ以上のめいわくをまわりの方にかけるわけにはいかない。


こちらの記事もどうぞ


広告


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集