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ガーデニング・農作業の備忘録

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わたし自身が忘れないための庭の果樹やハーブ、草花の育て方、畑の作り方など。あくまでも自分本位なメモ。
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#庭木

もとの家にのこしてきたびわとレモンが豊作になりそう

はじめに このところくだものが高価で手が出ない。とはいえなにかしら口にいれたほうがいいらしい。 学習パートでもとの家を教室としてつかっていて、その庭ではわたしがひとむかしまえにそだててきたびわがみのりをむかえ、レモンがさかんに花を咲かせている。 はたして買えないで躊躇している助け舟になりうるか。 きょうはそんな話。 にわのかたづけ もとの家を学習サポートの教室としてつかっている。わたしは週2回街から車でここへむかう。生徒たちが来るまでのあいだ予習や掃除をすませてあと

食べられるものがごくみじかな庭先で手にはいるありがたさをあらためて知る

はじめに 起きると食べてしごとをしてねる。生活のきほんのぶぶん。そこには家のまわりの植物がふかくかかわる。 食べものがそれとなく手をのばせば(この場合は勝手口から数歩でという意味)手にはいる。それがあるとないではおおちがい。 きょうはそんな話。 あたらしい生活に 郊外住まい。まもなくそれも終わろうとしている。これから街でのあたらしいくらしが待っている。あと数か月かな。まだはっきりしないがここでの生活を満喫しておかないと。あっさり離れてしまうと思い出したくてもポンコツのあ

種子から育てて収穫にこぎつけた 梅の果実の収穫、梅酒・梅ジュースを漬けるまでの20年

はじめに  おとなりの小梅の大木(なんか変な表現)からわが家にこぼれ落ちた完熟果実より発芽したバラ科の果樹Prunus mume(日本名:梅)。種子から育てているので実生。 発芽から20年あまり。先日までさむいなかで花をつけていた。ここ数年、安定してよい実がなる。毎年5月に収穫して梅酒と梅ジュースに漬ける。木に残る梅は完熟をめざす。 実生から  うえに書いたようにこの梅は実生。もとはおとなりの小梅。とは名ばかりで大木で老木。推定樹齢70年ほど。すでに枝先は人の手のとどか

ブルーベリーがよく実る 梅雨と台風のあいまに

はじめに 梅雨がおわり、さあ、夏だ、とおもいきや台風がちかくを通過していく。かみなりの閃光が一晩じゅう見えていた。そのことに気づいているということはほとんど眠れていない。 そんななかでPCしごとの多いじぶんたちをいやしてくれる庭からめぐみのたべもの。 みのりのきせつ それにしてもことしはよく実る。ブルーベリー。こどもたちが小学校の卒業の記念樹として苗木をPTAからいただいた。それから15年ほどになる。こどもたちがおおきくなった分、これらの木は最近ようやくおおきな実をつける

少なくとも25年目ではじめて花を咲かすことがある

はじめに なじみのある植物は毎年花をつけるものが多い。ああ、今年も咲いてくれたなと、植物のようすから微妙な季節のうつろいを感じさせてもらえる。 ところがまったくそうしたリズムおかまいなしに見えて、突如としてようすを変える植物の存在に気づかされた。ごくごく身近な玄関先で。勝手に花をつけない観葉植物と思いこんで咲いた花。 いつもとちがうよ 4月なかばのこと。  新芽の形がおかしいなと玄関脇のドラセナを見ながら家に出入りしていた。あまりにひんぱんに刈り込み、芽のかたちをおかし

桃の季節がやってきた:うちの桃の木のいきさつと現状

はじめに  待ちに待った季節がやってきた。なにはともあれ桃の果実の登熟の時期。畑に上がり、白い袋に包まれた中のようすをたびたび観察しながらようやく収穫の日を迎えた。これは一昨年までのこと。いまはみるかげもない。 ここ数年の大風で太い幹は見るかげもなく倒れてしまった。ここ2年はひどかった。家族で暴風雨や台風を避けて泊りがけの避難を3回。それでも昨年の桃の木はそれでも倒れたまま実をたくさんつけてくれた。じつにその姿は痛々しい。 だから感謝しながら収穫していただいた。ことしは昨

実生の梅苗が庭から顔をだす

はじめに  梅の木と実はいずれも有用。冬木の姿は風情があるし、花はうつくしい。果実はいろいろ手をくわえるとおいしくなる。夏の木漏れ日のあいだから涼風を家の中にみちびいてくれる。 そして、ことしの庭にはこぼれ種から芽吹いた梅の幼木がすらりと伸びている。 以前の記事にひきつづきわが家の実生の梅の木たちについて。 発芽しやすい?  どうやらうちの梅の実は落ちたままにしておくとわりと発芽しやすいらしい。昨年から今年にかけて3本をかぞえた。ふだんから草刈り機をつかって庭の草を刈る

庭のレモンの果実の収穫をはじめる

はじめに 庭の接ぎ木レモン。畑のレモンのなぞの枯死の間際にかろうじて取れた挿し木の枝から庭のカラタチ台木に挿し木できた。ご近所の「挿し木名人」といわれる方のアドバイスによる。数年前から果実がなりはじめ、今年は50個ほど大きくなりつつある。収穫をはじめた。今夏のようすから。 青いレモン8月になり急激に果実が膨らみはじめた。50個ほどあるので、けっこうたくさんあるように見える。日頃の料理へのレモンの消費量を考えると、そろそろ収穫して食べはじめても年明けまでじゅうぶんありそう。

メリットから選ぶ庭木の候補:さて何の果樹でしょうか?

はじめに このところリモートワークで家に長くいるせいか、家の周囲に生存エリアが限定されている。 やむなく出かける生業の行動と買い物を除き、家の敷地から出ることすらない。したがって以前よりも庭に出て食べられるものを探すようになった。 今回は熟れはじめて色づいてきた小果実をつける樹木のお話。記事の「おわりに」で何の果樹かわかるじれったい文章にしてみた。どの段階でおわかりかクイズとして楽しんでもらえれば。 最後に正解をお知りになったのちに再度お読みになれば、きっとこの樹木の