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ブルーベリーがよく実る 梅雨と台風のあいまに


はじめに

 梅雨がおわり、さあ、夏だ、とおもいきや台風がちかくを通過していく。かみなりの閃光が一晩じゅう見えていた。そのことに気づいているということはほとんど眠れていない。

そんななかでPCしごとの多いじぶんたちをいやしてくれる庭からめぐみのたべもの。

みのりのきせつ

 それにしてもことしはよく実る。ブルーベリー。こどもたちが小学校の卒業の記念樹として苗木をPTAからいただいた。それから15年ほどになる。こどもたちがおおきくなった分、これらの木は最近ようやくおおきな実をつける。こつぶだったころからするとびっくりするぐらい大きいものがまじる。

完熟前におおきくなるブルーベリー

収穫から間をおかずに食事のあとに食べる。このところは食事どきにデザートとしてヨーグルトに入れたりそのままほおばったり。あまずっぱくあきのこない味。やっぱりよく熟れてからのほうが甘いし、酸味とのバランスともいい。

熟して粉をふいたような実と黒くまんまるの実の2種類

これでも実をたくさん食べられるようになったのは数年前から。それまではある理由から花をほんのすこしつけるだけだった。

植えかえてみた

 7,8年前まではおなじ庭でも一段高くした南の端に植えつけていた。ところがこの場所、陽の高い夏はよく陽があたるが、冬になるといまひとつ。南の斜面がせりあがっているために、15時過ぎには影になりやすい。

ようやく育ちのいまひとつで花や実をつけない理由が陽あたりだと気づいた。われながら鈍感すぎる。さっそく、冬場でも陽だまりになる空き場所をあてがい土もブルーベリーの好きな酸性をしめすピートモスたっぷりの土に改良してから植えつけた。まだちいさいためシャベルに土ごと移動できた。

水を得た魚

 やはりそうだった。陽あたりをこのむのはまちがいない。いままで見たことがないぐらい太いシュートが株を植えた土から伸び、数年で背の高さまで育った。

こんなに効果があるとは予想だにしなかった。やがてこれまた経験したことがないほど花をつけ、実になった。さいしょのうちは実がちいさめだったが、年を経るにつれ大きな実の割合が増えてきた。


さいごに

 ちかごろはさかんに木のまわりにあらたなシュートが顔をだしている。周囲にひろがろうとしている。そのうちの何本かスコップで根といっしょにもちあげてべつのあかるい場所にためしに植えかえてみている。

植え換えたばかりの小苗

もうそんなにたくさんはじぶんたちでは食べきれないほどになってしまう。むしろ真っ赤に紅葉して冬の枝の風情もよく、ながめる木として活用しようと思う。

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