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ガーデニング・農作業の備忘録

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わたし自身が忘れないための庭の果樹やハーブ、草花の育て方、畑の作り方など。あくまでも自分本位なメモ。
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#果樹

子を育むうえで高級なくだものを海外に輸出し安いものを輸入して食べるクニにむかう選択肢ははたして…

はじめに なにも批判めいたことを記すつもりはないし、そのためのリサーチをしたうえで書いているわけではない。それにしてもくだものの多くが高くて手が出ない。かろうじて手にできるのは輸入品のバナナを中心としたもの。 国内産のくだものはシーズンの終わりがけにセール品のしかも処分間近なものをようやく買えるぐらい。この傾向はますますすすんで、そのうちこのクニでは高くて売れず、やむなく海外の方々の口にはいるようになりそう。 きょうはそんな話。 日ごろのくだもの 買いものでいちばん憂

もとの家にのこしてきたびわとレモンが豊作になりそう

はじめに このところくだものが高価で手が出ない。とはいえなにかしら口にいれたほうがいいらしい。 学習パートでもとの家を教室としてつかっていて、その庭ではわたしがひとむかしまえにそだててきたびわがみのりをむかえ、レモンがさかんに花を咲かせている。 はたして買えないで躊躇している助け舟になりうるか。 きょうはそんな話。 にわのかたづけ もとの家を学習サポートの教室としてつかっている。わたしは週2回街から車でここへむかう。生徒たちが来るまでのあいだ予習や掃除をすませてあと

まどのそとに青くてまるいみかんの果実の見えるところに移り住めてほっとする

はじめに ひっこして2週間あまり。はやいもので3回目の週末。これから郊外に車でむかい午前中の学習サポートの教室へ。なつやすみなので昼間に。 それとともに実家でくらす家族のようすを見てくる。中山間地にあるひっこすまえの家で農業をしていた。そのころはつよい北風を避けられる杉林におおわれた陽だまりの畑でみかんをつくっていた。ここは冬でもぽかぽか。そんなことをふと思い出させる光景に出会った。 きょうはそんな話。 郊外と街中のみかん これまで住んでいた郊外。そこで多いときにはコ

庭でブルーベリーを挿し木でふやす 自分なりの備忘録

(2024.3.11加筆あり) はじめに ブルーベリーを手元において25年ほどになる。ことしもきのうから庭で果実を収穫しはじめた。紅葉もたのしめるうえに、ごくごく低木(ヒトの高さほど)で病害虫にもつよく、そのまま食べられる手軽な果実も賞味できる。サラダやヨーグルトのトッピングなどふだんづかいとして重宝している。 昨今の巣ごもりに近い生活のなかで、庭で「食べられるもの」を収穫できることにこれほど喜びが感じられ、感謝した年はないぐらい。 さて、これまでこのつかいでのある果樹

食べられるものがごくみじかな庭先で手にはいるありがたさをあらためて知る

はじめに 起きると食べてしごとをしてねる。生活のきほんのぶぶん。そこには家のまわりの植物がふかくかかわる。 食べものがそれとなく手をのばせば(この場合は勝手口から数歩でという意味)手にはいる。それがあるとないではおおちがい。 きょうはそんな話。 あたらしい生活に 郊外住まい。まもなくそれも終わろうとしている。これから街でのあたらしいくらしが待っている。あと数か月かな。まだはっきりしないがここでの生活を満喫しておかないと。あっさり離れてしまうと思い出したくてもポンコツのあ

ブルーベリーがよく実る 梅雨と台風のあいまに

はじめに 梅雨がおわり、さあ、夏だ、とおもいきや台風がちかくを通過していく。かみなりの閃光が一晩じゅう見えていた。そのことに気づいているということはほとんど眠れていない。 そんななかでPCしごとの多いじぶんたちをいやしてくれる庭からめぐみのたべもの。 みのりのきせつ それにしてもことしはよく実る。ブルーベリー。こどもたちが小学校の卒業の記念樹として苗木をPTAからいただいた。それから15年ほどになる。こどもたちがおおきくなった分、これらの木は最近ようやくおおきな実をつける

庭のスペースの粘土と砂の地面を植物が育つように「土」にする 25年間の顛末

はじめに 新築から25年。半生をともにしてきた家、土地、生活のさまざまをふりかえり、シリーズのごとくさみだれ的にnote記事にしてきた。 床材、間取りと風通し、わき水、庭木(1)、庭木(2)、庭木(3)、庭木(4)、庭木(5)、生ゴミ(1)、生ゴミ(2)、生き物(1)、生き物(2)、 きょうは庭の土について。新築してしばらくのあいだはこどもたちが小さいのでどろんこ遊びの場と化していた。そこからの庭の土づくりがはじまった。 粘土と砂 家をここに建てようと決めた土地は、明治

畑の果樹がつぎつぎ枯れる現象について農事日記を見直すことで手がかりがひとつ見つかったかもしれない

はじめに みかん畑で長いあいだ実をつけていた木々がつぎつぎに枯れる現象に見舞われている。数年前からどうもおかしいと首をひねるばかり。これについては先日記事にした。 そこで気になり5年ほどつけていた農作業ブログを読みかえしてみた。すると…。 みかん畑で起きていること みかん畑のポンカンやタンカンなどお気に入りのかんきつがつぎつぎと枯れるなぞの現象。そのようすを先日記事に書いた。 そこでその原因をさぐるため、農事日記がわりのブログをよみかえしてみた。かんきつやポンカンなどの

庭のレモンの果実の収穫をはじめる

はじめに 庭の接ぎ木レモン。畑のレモンのなぞの枯死の間際にかろうじて取れた挿し木の枝から庭のカラタチ台木に挿し木できた。ご近所の「挿し木名人」といわれる方のアドバイスによる。数年前から果実がなりはじめ、今年は50個ほど大きくなりつつある。収穫をはじめた。今夏のようすから。 青いレモン8月になり急激に果実が膨らみはじめた。50個ほどあるので、けっこうたくさんあるように見える。日頃の料理へのレモンの消費量を考えると、そろそろ収穫して食べはじめても年明けまでじゅうぶんありそう。

メリットから選ぶ庭木の候補:さて何の果樹でしょうか?

はじめに このところリモートワークで家に長くいるせいか、家の周囲に生存エリアが限定されている。 やむなく出かける生業の行動と買い物を除き、家の敷地から出ることすらない。したがって以前よりも庭に出て食べられるものを探すようになった。 今回は熟れはじめて色づいてきた小果実をつける樹木のお話。記事の「おわりに」で何の果樹かわかるじれったい文章にしてみた。どの段階でおわかりかクイズとして楽しんでもらえれば。 最後に正解をお知りになったのちに再度お読みになれば、きっとこの樹木の