マガジンのカバー画像

ガーデニング・農作業の備忘録

151
わたし自身が忘れないための庭の果樹やハーブ、草花の育て方、畑の作り方など。あくまでも自分本位なメモ。
運営しているクリエイター

#種子

やさいのたねまきと苗の水まきを年中つづけられるたのしさ

はじめに やさいづくりをしていたころ、玄関先の軒下で苗をそだてていた。ここは適度に陽があたり風のとおりがいい。陽あたりと水やり、そして適度な風。これがそろうとよく育つ。 この場所ならば日々何度か出入りするのでそのついでに水やりできる。何年ものあいだとぎれることなくその習慣をつづけられる。 きょうはそんな話。 やさいをつくるには 基本的に苗を買わない。いずれも可能なかぎり種子を購入して蒔くところからはじめる。やさいをそだてるにはいい苗さえそだてられればさほどそのあとはむ

いちごの果実の表面の種子を蒔いて、ドロップのかおりのする果実が実った

(2024.3.18加筆あり) はじめに やさいづくりのかたわらさまざまな手にするくだものの種子を蒔くのがたのしくてしかたない。そのなかから最終的に果実をみのらせるのに成功した例から。 きょうはそんな話。 いちごを食べるころ 実際には真冬にはじめた。本来いちごの旬は今ごろ。クリスマスなど真冬のケーキにのっかっているのはごく一部をのぞいてあきらかに施設栽培でつくったもの。 露地で実るいちごがなつかしい。わたしは冬のさなかのいちごには興味がなくまず買わない。春に地元産のち

まるいオクラの種子をどうにか購入できた

はじめに やさいづくりをしていたころのちょうどいまの時季の記録をほぼ原文のまま。 病院通いのついで 定期的な持病の経過をみるために列車で街に向かった。そのついでにホームセンターにたちより、ほしかった丸オクラの種子を購入。種まき時期がせまっていて160円の種子が120円+消費税の格安で購入できた。 この丸いオクラはかどがなく、昨年育てて生でやわらかくておいしい品種。たべることに気が向いてしまい、種子の採取を失念してしまった。そこでやむなく蒔くため種子を購入することに。

やさいづくりで起こったこと:自家採種して蒔いた種子はおいしい葉だいこんでだいこんが1本もできなかった

はじめに 2017年1月はじめの日記から。たまには予想外のやさいづくりについて記しておこう。このころは販売用の市販種子でつくるやさいとはべつに、自家用として自家採種した種子も蒔いていた。 おもに地元の固定種のはずだった。たまにまわりでそだてるほかのものと交配してしまうことがある。今回はもののみごとにそれが出た例。 きょうはそんな話。 自家採種しただいこんは 今回蒔いただいこんは昨年採取した種子。おいしかったので蒔いた。ところがそだてて驚いた。間引き菜としての葉ダイコン

キウイフルーツの種子をあつめて種まきしてみた

はじめに 種子をみつけたら何でも蒔いてみないと気がすまない。あるくだものの種子に目をむけたのは3年まえのちょうどこの時期だった。さっそく蒔いてみようと作業を開始した。 きょうはそんな話。 キウイフルーツを食べながら 12月にふと思いたち、市販のキウイフルーツから種子をあつめた。播き床は納豆の入っていたプラ容器。これがちょうどいい。そこにぬれたティッシュを置き、そのうえに種子を蒔いた。たいへん小さくあつかいにくい。かるくビニール袋をかぶせて縁側の陽だまりにしばらく置いた。

庭さきでつくれるやさいたち:苗床をつかった種まきでしっかり苗によるたまねぎづくり

(2023.11.6,11.13加筆) はじめに 農業をやめたので、家庭菜園で再開するときにそなえて備忘録をつくっている。ようやくたまねぎの出番。 いまこの時期は苗床でできたたまねぎ苗を畝へ定植する時期。最近はもっぱら市販たまねぎ苗がこのタイミングで売られている。マルチをして穴をあけたところへ苗を定植するのが常法。もちろん庭さきならばじかに植えつけて追肥する方法でもかまわない。 たまねぎは代表的な常備菜のひとつ。さまざまな料理に使えるのでつくれたら重宝する。上記の市販の

冬至のかぼちゃのみのったあとににんじんを蒔こうかじゃがいもを植えようか

はじめに  庭のかたすみでふだんづかいのやさいをすこしだけつくろうかと思案している。 さいしょだけちょっとしたコツというかポイントをおさえさえすれば、そこそこそだつ。じぶんたちがたべるぶんには多少のみてくれは支障ない。 そんなはなし。 なにをそだてるか  ことしは庭先でかぼちゃがよくみのった。いまも食べつづけている。まさに冬至のかぼちゃ。もらったり買ったりしたかぼちゃのうち、そこそこまあこれなら食べられるかというたねを何個かとっておく。 そして春先のまださむさののこ

たべたビワのたねを蒔いてみた:気長な15年の顛末記

はじめに みごとな茂木ビワを知人からいただいたのはたしか15年前だったはず、季節は4月ごろと思います。 おいしかったので種子を庭のいたるところにぱらぱらと蒔いておきました。それこそ「鬼は外」をするようにです。あいかわらずわたしにはよくありがちな行動。 やがて忘れた頃にあちらこちらにビワが芽をふきました。それ以降の顛末記。 ヒント:写真のビワを食べながらこの記事は4月に書きました。 まずは先達に… 先日の記事のアボカド同様、ネットで検索するとビワをけっこう育てていらっし

食べたアボカドの種子を蒔いてみた:かれこれ5年目になる気長な顛末記

はじめに たしか5年前の2月はじめ。アボカドを買ってきて家族で食べたのち、上の写真のように大きな茶色い種子をみて、よし蒔いてみようと思い立ち、すぐ実行に移しました。わたしにはよくありがちな発作的行動です。 それからはズボラなわたしのこと。植物にとってはまだ寒い時期。めいわくこのうえない。熱心な方には参考にはならないと思います。それでも家でいちばんあたたかな縁側に鉢を置いておきました。 まずは先達に… ネットで検索してみると、けっこう育てていらっしゃる方がいます。西日本で大