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ガーデニング・農作業の備忘録

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わたし自身が忘れないための庭の果樹やハーブ、草花の育て方、畑の作り方など。あくまでも自分本位なメモ。
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2024年8月の記事一覧

暑いなかでよくそだつ野菜 花も実もたのしめるオクラ

(2024.9.2加筆) はじめに 青物をほしいときに菜園にすこしあるとたすかるのがオクラ。火を通しても生でも食べられる。ねばねばの多いほかのやさいや納豆などとも合う。 種まきの際の乾燥に用心すれば、そののちの栽培はむずかしくない。つくっていた方法をわすれないためにここに記す。 きょうはそんな話。 花も実も やさいの花のなかでは別格といってよいほど立派できれい。大きくて十分鑑賞用になる。はたけがそこを中心にぱっとあかるくなり映える。 定番のアサガオに変えて「オクラの

秋はまださきのようだがすでに極早生みかんが出はじめた

はじめに もうすぐ露地の極早生みかんが店に出はじめるとわくわくしていると、すでに出はじめた。ほんとうに季節のめぐるのは早い。ことしはすいかを一度も口にしないうちにみかんがみのりはじめた。もうこちらしかない。わたしはすっぱいみかんが好物。 きょうはそんな話。 いつ買おうか みかんがスーパーにならびはじめ、生協の注文(たいてい2週間後受取)のカタログに出はじめると安く手に入る。同時に近所の八百屋でも見るように。 この店はいつもすっぱい好みのを仕入れてくれるので、時期にはお

値上がりへの対処として米が高くなったぶんだけやむなく米をへらしてパンに変えた

はじめに 値上がりしたのならばしかたない。 べつにそれについてどうこういうつもりはない。農家もたいへん。ただし消費者のひとりとして背に腹は変えられないのでなんらかの方策をとるしかない。おのずと米の値上がりぶんを食パンなどへ変えてしのぐことに。 米好きとしてはこれもいたしかたない。わたしも農産物をしばらくつくっていた。自然を相手にするしごとなのでこればかりはしかたがない。来年の作況指数すら気になる。多くの食品が値上がりしたぶん、ほかを節約して出費を抑えつづける。ふやすわけ

ほんのわずかな庭さきで生産される有機物はいったいどれくらいあるのだろう

はじめに 住まなくなったもとの家を学習サポートの教室としてつかう。週に3回街から出向く。早朝は車のうごきはスムーズで20分ほど。朝もやのたちこめる乳白色の海のようすを目の端に感じながらけさもおとずれた。まずは庭掃除。2日前の草刈りで乾燥してちりじりのごく軽い草をほうきで掃く。 これらをあつめて庭の一画に集めると半年もたたず分解してしまう。土壌の微生物のちから。20数年にわたりおなじ作業をくりかえし、庭さきの土の差し引き勘定はどうなったのだろう。 きょうはそんな話。 庭

学習サポートの教室で使うもとの家の庭草を日中に用心しつつひさびさに刈る

はじめに 午前中のまだ気温が上がりきらないうちに懸案のしごとにようやく着手。草を刈らないとなあと思った瞬間が絶好の刈り時なのに、1,2度逸するとろくなことにならない。 経験から重々承知なのだが、この暑さと夏休み中はべつ。いくつものやるべきことがおなじ時間に重なってしまう。それをやむなく順番にかたづけていく。それで草刈りはあとまわしになってしまった。 きょうはそんな話。 なかなかやっかい こども(社会人)が例の病の濃厚接触者となった。しかたがないのでそのあいだはLINE

やさいを手作業でつくって販売していた5~10年前の冷房事情をふりかえると

はじめに このところいちばん昼下がりのいちばん暑い時間帯には家のなかに退避している状態。つまりクーラーのなかで息をひそませるようにすごす。退避しているにひとしい。はたして以前はどうだったか。こんなにクーラーを使っていたのか思い起こしてみた。 きょうはそんな話。 10年前は 6年間ほどだったか。やさいをはたけでつくり、状態のいいものを販売所で売っていた。最初は副業のつもりでそのうち軌道に乗り、辞める直前の確定申告ではついに本業の収入をうわまわり、「第二種兼業農家」と相成っ