情報漏えい!やはり一番の脅威は人間!
恐ろしい事件が起きました。
電子部品大手「アルプスアルパイン」に勤務していた中国人の男が車の電子部品のデータを不正に取得したとして、警視庁公安部に逮捕されました。
警視庁公安部によりますと、容疑者は会社のサーバーからデータファイルを社用パソコンにダウンロードし、その後、自分のハードディスクにコピーしたということです。
いかがでしょか???
アルプスアルパインによると、下記の対策を行っていたとのことです。
・秘密情報へのアクセス権限を特定の社員に絞り、私物のハードディスクなどを社有パソコンに接続することの禁止
・社員が退職する際には業務上知り得た情報を流出させないことを約束する 「秘密保持契約」の締結
ですが、容疑者はアクセス権限を付与されていたにも関わらず、データの持ち出しに気が付いたのは退職から約4ヶ月後でした。
対策を行っても、防ぐのはなかなか大変なようです。
今回、公安部によって逮捕とのことで、容疑者は中国のスパイの可能性があると見られています。
スパイというと、映画の中の世界に感じてしまいますが、実際に日本には多いようです。
※後編に続きます。
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~後編~
多い理由としては、日本には「スパイ活動防止法」がないことにあります。
なんと、ほとんどの国にはあるのにも関わらずです。
ですので、「日本はスパイ天国」と言われています。
最近元公安という方の動画を見たのですが、
・スパイの多い国は
中国、ロシア
・主に狙っている情報
5G、特許技術
今回の容疑者も、中国の方です。
もちろん、真面目に働いている方も多いはずですので、参考程度にお願いいたします。
さらに、日本人もスパイになる可能性があります。
21年に起きた元ソフトバンク社員の男性が、最新の5G技術に関する営業秘密を持ち出した事件は、ロシアにスパイとして仕立て上げられたとされています。
対策など難しいかと思いますが、現実的にこのようなことがあるということを頭の片隅に置いていただけたらと思います。
ただ現実として、スパイ行為としてではなく、以前より、「手土産転職」が増えているということについては、メルマガでお伝えさせていただいてきました。
警視庁の発表でも、営業秘密を不正に持ち出したとして、22年の1年間に全国の警察が不正競争防止法違反で摘発した事件は29件。
年間摘発件数は右肩上がりで増えており、前年(23件)から6件増えています。
ご注意ください。
それでは最後に、元公安の方が動画の中で
・中国では、通信機器は全て傍受されている
・密告制度があるので、会話には気をつける
とのことでした。
中国に行く際は、お気をつけてください。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
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by事務SOLマン