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出来ないなら、出来ないなりに出来る方法を考えないと成長は止まる

お仕事用のSNSアカウントで、マイナス発信が多めの人がまれにいますね。あぁ、勿体ないな…なんて思うワケで。

マイナス発信が悪いとは思わないんです。私もしていますから。
ただ、書き方・発信の仕方・見え方があると感じています。

私がマイナスな内容の発信をするときに気を付けているのはマイナス要素が強い書き方にならないこと。何度も書き直して、見え方を意識して発信をしています。何度も書き直すのは常にやっていますが、特にマイナス要素が強めの発信をするときは見え方を意識しています。(仕事用とプライベート用のアカウントを使い分ける大切さもしみじみ感じているところです)

マイナス要素が多い発信をしている方は、どう見えているのか考えて発信しているのかな?と最近よく思うんですね。
お仕事用のアカウントにマイナス要素が強めの発信が多い人に、果たしてお客様は仕事を依頼するのでしょうか?

出来ない、出来ない、無理、無理という発信をしている人が、悩みを解決してくれるとは思えないですよ。

こういうところにも、ブランディングというのは潜んでいるんだろうなと改めて思うわけです。


困っている人が求めているのは何か

人は、困っているから仕事を依頼します。
きっと、依頼するまでに色んな媒体をチェックして、たくさん悩んで

「この人なら解決してくれる!」

と思った人に依頼することでしょう。

困って困ってやっとたどり着いた人のSNSが「出来ない、出来ない、無理、無理!」発信のオンパレードだったらどう思います?
お願いする気にもなりませんよね。

例えば、出来ない!という発信をしていたとしても、解決法を導いて、私はこう変わりました!という発信に繋がっていたらどうでしょう?

「この人にお願いしたら、悩みが解決するかも!」と思って仕事の依頼をしてくれるかも知れませんよね。

苦手なことを発信するのは、悪くはないと思うんですよ。それが誰かの仕事に繋がるかもしれませんし、発信することで自分の気持ちの整理が出来るかも知れませんからね。
ただ、その苦手なことが自分の仕事に直結することだったら、解決方法に結び付けないと見込み客を逃してしまう可能性が非常に高いです。

仮に、私が「Excel苦手!計算式とかわからないし!」って発信していたらどう思います?
事務歴17年と謳っておきながら、Excel苦手ってどういうこと?!事務作業で一番使うツールじゃないか!こんな人に事務を委託しようとは思わないよ!って感じませんか?

実際、私はExcelが出来る方だと思っていましたが、今の会社に入った時に自分のExcelレベルが低すぎると感じたんですね。周りのレベルの高さに驚いて、計算式やショートカットを覚えてExcelを使えるレベルを上げました。
お陰でExcel初心者が最低限覚えておくべき部分を知り、Excel講座を開いてExcelを使えるようになりたい人の悩みを解決することが出来ました。

今まで「Excelのレベルが低かった!」という発信を何度もしましたが、Excelの知識が増える毎に「レベルが上がった!」という発信をし、Excel初心者さんへの講座へ結びつけることが出来たのは、「出来ない」だけではなく「どうしたらいいか」を追求したからだと思います。

この記事は特に、私がExcelのマイナス部分からプラスに持っていった内容だと思います。

SNSでただ自分の気持ちを発信するだけなら、プライベート用のアカウントで十分ですが、仕事用のアカウントで発信するなら困っている人が「この人にならお願い出来る!」と思って貰える内容にしないと発信損になりそうですね。

※SNS発信のポイント※
困っている人が求めているのは何か、を忘れない。

出来ないなら出来ないなりに

この記事を書こうと構成を考えているときから思っていることがありました。

こちらの記事に通じる部分があるのですが、

私、営業が得意じゃないんですよ。出来ることなら、縁の下の力持ちポジションで黙々淡々と仕事したい。(んだと、最近改めて思いました)

会社員として今目指しているところに行くためには目標を達成しなければなりませんが、3ヶ月連続であと1件というところで達成しないというのは若干凹みまして「今月は目標をクリア出来るのか?」という不安にかられたり、「営業苦手だし」という謎の言い訳を心の中で始める始末。

でも、そんなマインドを持っていたら達成するものも達成しないんですよね。どんどん負のループに陥っていく。

私はいつも”要因”を考えるようにしています。
これは仕事に限らずなんですが、お腹が痛くなった要因とか片頭痛が起きた要因とか、煮物の味がすごく上手くいった要因とか(笑)とにかくその事象の要因を考えているんですね。

この3ヶ月営業を経験してみて、私が営業が苦手だと思う要因を考えました。考えた結果、人の話を掘り下げることができないことが営業が苦手だと感じている1つの要因だと思いました。

例えば、「リンゴが好きなんだ」と言われたら、私は「へぇ!そうなんだ!」と思って終わっちゃうんですね。いいじゃないですか、リンゴが好きなんだから…と思うわけです。

でも、営業はそれじゃダメなんですよね。
「リンゴが好き」と言われたら、とにかく追求しなければなりません。

「どうしてリンゴが好きなんですか?」
「リンゴのどの部分が愛おしいですか?」
「どこの産地のリンゴが好きですか?」
「どの品種が好きですか?」
「好きなリンゴの食べ方は何ですか?」
「赤い皮が好きですか?黄色い皮が好きですか?」
「どういうカットをして食べますか?」
「もしかして、ウサギに見立てておしゃれにして食べたりします?」
「好きな生産者さんいたりします?」

テーマを1つ出されたら、たくさん質問をしなければ必要としている答えが出てこないんです。本当にこれが苦手で、出来なくて。

でも、苦手とか出来ないとは言ってられません。
仕事だし、目標クリアしなきゃならないし、数字で色々判断されるから結果を残さないとならないし。

リーダーとも実際のやりとりを確認しながら「僕だったらこのワードを掘り下げるな」とか「ここを掘り下げるともっと色んな話を聞けると思うよ」といった形でレクチャーは受けてはいたので、7月は気になるワードを掘り下げることを意識すると決めました。

6月まではただ淡々と話を聞いて「そうなんですね~」で終わらせていた部分が多かったのですが、意識的に話をしている最中に「リーダーだったらここを掘り下げろというかも知れない!」と思ったワードについて深く聞いてみるようにしています。

一気に出来るわけがないのは分かっているので、少しずつ少しずつ意識的に掘り下げをして、少しずつ慣れて、意識しなくても話を掘り下げることが出来るようになるのが私の直近の目標です。


成長を止めないために

出来ない、出来ない、無理、無理!というのは非常に簡単ですが、出来ないなら出来ないなりに出来る方法を考えること、少しずつでも出来るようになる行動を起こさないと成長が止まっちゃいますね。
出来ることからコツコツと。少しでも出来たら褒めること。成長を止めないために必要なことかも知れません。

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事務の人☆山藤友絵(筆文字作家おふじさん)
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