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#読書
【読みビト:広重ぶるう】
ブログをnoteさんに移してから初めての読書感想です。
今回は下記の本です。
広重ぶるう
梶よう子
新潮社
ご存知、江戸後期の浮世絵師、歌川広重を書いた一冊です。
自分も浮世絵、とりわけ広重の「名所江戸百景」(以下、江戸百)には関心が強いので、興味を持って読みました。
小説としてはとても楽しめましたが、これまで、展覧会の図録や美術書等で読んで自分なりに想像していた広重の人物像とずいぶんキャ
【読みビト:じゃむパンの日】
読み終わって、最初に口にした言葉は「残念…」でした。
数ヶ月程前、たしか朝日新聞の記事であったと記憶していますが、著者の没後から数年(おそらく5年くらい)経って、生前のエッセイをまとめた本、とのこと。著者については、以前芥川賞を受賞(2010年とのことです)された際のボソボソとした喋りが印象に残っており、多少興味をそそられたので、当方、およそ女子のエッセイ集とは縁遠い50オーバーのオッサンではあ