見出し画像

食後の眠気は○○の摂り過ぎが原因?

うつ病を克服した元大学教員、心と体の保健室J.C.A新潟支部代表のメンタルセラピストじめちゃんです。

2022年3月の話になりますが、新潟統合医療研究会の勉強会に行ってきました(今回の記事はその報告になります)。


3月の勉強会のテーマは、「血糖値スパイク」

血糖値スパイクとは、食後に血糖値が140~200近くまで急激に上昇することを言います。そして上昇後は急激に血糖値が下がります

この血糖値が急激に下がった時に現れる症状が、食後の眠気やイライラなどです。

図2

血糖値が急激に下がった後は、体が血糖値を上げようと甘いものを欲するため、さらに食べてしまう。このような負のサイクルにはまりやすくなります。

「食後は眠くなってしまう」
このような方は知らない間に血糖値スパイクを経験しているかもしれません。

放置していると、糖尿病(Ⅱ型)を発症の可能性、脳卒中心臓病で亡くなる可能性が高まります。

実はこの血糖値スパイクの段階でしっかりとセルフケアができるようになると、これらの予防になるのです。

ではどのような方法で予防するといいのでしょうか?

キーワードは、「食事と運動」
この2つが基本になります。

今回は「食事」について今からできるセルフケアの方法についても触れながら書きたいと思います。


皆さん甘いものをたくさん食べていませんか?
例えば、甘い飲み物(コーラ、フルーツジュースなど)、甘いお菓子(チョコ、クッキーなど)

このような甘いものを摂りまくると糖尿病になりやすいというのは皆さんご存じだと思います。しかし、これ以外にも糖尿病になるリスクを高めるものがあります。

それは、炭水化物です(例えば、ご飯、パン、麺
これらは日常的にたくさん食べているものだと思います。

実はこの炭水化物は体の中で糖に変わります。ということは食べ過ぎると、糖尿病のリスクが高まります

こんなことはないですか?
お昼にラーメンや定食を食べた→その後仕事中に眠くなり、仕事のパフォーマンスが下がった→そして疲れているのかと思い甘いものを食べてリフレッシュ

実はそれ単なる疲れではなく、血糖値スパイクの影響かも
こうなったらまず、食事を見直してみましょう。


大事なことは、
炭水化物(糖分)を少なく、タンパク質、野菜などをメインに食べること

「とはいってもいきなり食事制限をするのはむずかしい」
そんな時でも血糖値スパイクを予防することはできます。


まずは、食べ方を見直しましょう

例えば、
よく噛む(1口30回程度)
タンパク質(肉など)や野菜から食べて、
 炭水化物(ご飯、麺など)は最後の方で食べる

これだけでも急激な血糖値の上昇は抑えられる可能性があります(食後に眠気が来るか来ないかでチェックしてみましょう)。

補足ですが、炭水化物を制限し(1日お茶碗1杯くらい)、野菜やタンパク質中心の食生活にすることは眠気の予防だけでなく、ダイエットにもオススメです(私自身もこれで10 kg痩せました)。これは、脂肪として蓄えられていた糖が体内で消費されるようになるからです。


でも、「食事制限、食べ方の見直しをせずに血糖値スパイクを予防する方法はないの?」
こう思う方もいるかもしれません。

その方法もあります。

それは、運動です。運動と言ってもハードなものではありません。実は気軽にできる運動ばかりです。

大事なことは、食後のどのタイミングで、どのような運動をやるかということ。

そこで次回は、血糖値スパイクを予防する運動の仕方について書いていきます。お楽しみに。

画像1
新潟統合医療研究会5月の開催案内(終了)


心と体の保健室では、医師、薬剤師と連携を取りながら、メンタルセラピー、運動指導(アルファビクス)、食事指導、ハーブを活用したメニューで薬だけに頼らずに自分でうつをよくしていくためのサポートを行っております。

このメニューは血糖値スパイクの対策にもオススメです。
詳しくはこちらをご覧ください↓

ご興味のある方のお申込みお待ちしております。

いいなと思ったら応援しよう!