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【ADHD】社会人ADHDのラクを目指す生き方


・興味がないことに本当に力が入らない
・どれだけ気をつけてもミスをしてしまう
・自信がどんどんなくなる


これらは、ADHDの方であれば思い当たる節があるかもしれません。

そして、ADHDではない方も当てはまることもあるかもしれません。


これは、心療内科にて「ADHD」という診断を

実際にされた私の体験談を元に
上記3つの悩みを解決する話です。


・興味がないことへの対処法
・ミスの対処法
・自信をなくさない環境への向き合い方

を述べていきます。

社会人ADHDの方が
少しでもラクに生きられるヒントに
なれれば嬉しいです!

※社会人でADHDの方向けに書いてある記事ですが、一般の社会人の方でも参考になる部分はあると思いますので、ぜひご覧下さいね


目次

1.興味・関心がないことへの対処方法
 1-1 興味がある方向へ持っていく
 1-2 興味がないものから離れる
2.ミスへの対処方法
 2-1 仕組みで改善する
 2-2 カバーしてもらう
3. 自信をなくさない環境への向き合い方
 3-1 相談してみる
 3-2 逃げるは恥だが役に立つ
まとめ

1.興味・関心がないことへの対処方法

ADHDの特徴で、
興味がないことに対して
全く集中できません。

これはもうしょうがないです。

ではそれを踏まえた上でどうするべきか?
の話をしていきますね。


1-1 興味がある方向へ持っていく

今やっていることを
自分の興味があることに
持っていくということです。

どういうことか?


これは最近読んだ本の話です。

例えば、経理の仕事をしているとします。

経理の仕事はできるんだけど、いまいち
やりがいがなくてつまらないと感じる。


そしたら、自分の興味ある分野で
起業してみるんですね。

事業をするとなると、
経理の仕事も必須ですが、
本人曰く

「自分の興味あることで仕事ができるなら
経理の仕事も喜んでできる!」

と張り切ってやっていたみたいです。


人は基本、自分の欲が第一優先です。

その欲望を満たしてあげるんです。

今やっていることを
自分の興味ある分野に
持っていってしまおうってことです。

この仕事は見方によっては
・スキルアップに繋がる
・人間性を磨ける
・違う仕事にも活かせる

そうは言ってもそんなこと中々できないよ〜
という方は次の1-2がオススメです。


1-2 興味がないものから離れる

これが王道ですね。

私も実際に離れに離れまくって
今の仕事が14個目になります。

副業も含めているので
13回転職したわけではなくて、
本業の転職としては2回です。

皆さんにも共感できる部分だと思うのですが
興味関心がないことに対して
やる気って中々起きないですよね。

ADHDの特徴を持つ人に多いのが
この興味関心がないことに対して
使う時間が本当に苦痛なんですよね笑

もう地獄なんです。

私も考え方や視点を変えて
取り組んでみたんですよね。


・給料をもらっているのだから
やるべきことはやらないと

・他の人が同じことをやってたとしても
自分次第で得られるものはたくさんある

・大変なときほど、これを乗り越えたときには必ず良いことがある


でも全然ダメ。


「働けるだけでありがたいだろ」

「そんなの贅沢なワガママだ」

「社会舐めてるの?」

と言われそうですが、
(実際言われました)
理屈じゃないんですよね。


この状態で続けても
基本状況が良くなることはないです。


会社に感謝を述べて離れましょう!


2.ミスへの対処方法

ADHDの方は
本当にミスしまくります。

めちゃくちゃ気をつけても
抜け漏れがあり、
注意されます。
怒られます。
罵倒されます。

大変です。

ではどうすればいいか?
の話をしますね。


2-1 仕組みで改善する

ミスをしない仕組みを
事前に作ることがオススメです。

私の体験談の話をします。

私は車の部品の
設計図面を書く仕事をしていました。

細かい作業が多いんですね。

・寸法を入れたり
・注記を入れたり
・材質を記入したり

必ずと言っていいほど
抜け漏れがありました。

同じ間違いも多くして
怒られました。


どうすればミスがなくなるか?
と考えた結果、思いついたのが
チェック表の作成。

今までミスしてきた全ての項目を
リストアップします。

そして
・なぜミスったのか?
・なぜこれが正解なのか?
・背景

をミスした項目と併せて
表を作成するんですね。

新しい図面を作るときは
この作った表を事前にチェックし、
ミスしないようにする。

これで70〜80%は防げました。


日常にも言えることです。
ポイントは、事前にチェックできる仕組みを
作っておくこと。

約束した日時を忘れてしまうなら
Googleカレンダーにて
約束した瞬間に予定を入れておく
(約束の1時間前にアラーム設定する)

忘れ物が多いなら
必要なものをリストアップしておいて、
出かける前に指さし確認をする

物をよく失くしてしまうなら
物の配置を決めておいて
使ったらその場所に戻す癖をつける


このように
事前にミスしないような
仕組みを作ってあげることで
ある程度防げます。


ただ、全ての項目にやっていると
やることが多すぎて大変ですし、

1で話した通り興味関心がないことには
集中できません。

ミスしないように仕組みを作る時間
って中々興味持ってできなかったりします。

なので超重要な項目だけ
事前にチェックできる仕組みを
作るだけで最初はOKです。


残りは2-2で対処しちゃいましょう

2-2 カバーしてもらう

他力本願です笑

自分のミスしてしまうところは
他人にカバーしてもらうんです。

そのために
人徳を積んで置く!

「あ〜この人なら助けたいなぁ」
と思う人間になっておくということ

誠実、謙虚、感謝、礼儀正しさ等
を普段の言動で表現していること

ミスしてしまうのは仕方ないなら
それを可愛さとして受け取ってもらえる
状態にしておくんです。

ふざけてるように思えるかもしれませんが、
本当に有効なことです。


3. 自信をなくさない環境への向き合い方

ADHDの方は
・不注意(集中力、注意力がない)
・多動性(落ち着きがない)
・衝動性(衝動的に行動してしまう)
の特徴から

意図せずに、周りに迷惑をかけてしまい
その環境の人から心ない言葉を
かけられることも多々あります

それが重なってくると
「自分ってダメだなぁ」
と自信がなくなりやすいんですね。

ではその環境で自信をなくさないように
過ごしていくためにはどうすればいいか?
の話をしますね。


3-1 相談してみる

その環境の上司や責任者に相談してみます。

上司や責任者に相談することで
その環境では周知されます。

周りの人が何も知らない状態で
・不注意
・多動性
・衝動性
を感じるよりは

周りも心の準備ができているので
ある程度フォローしてもらえたり
助けてもらえたりします。

多少は過ごしやすい環境になります。


3-2 逃げるは恥だが役に立つ

これは1-2興味がないものから離れる
と同じです。

周りへ周知してもらったけど、
あまりにも迷惑かけてるなぁと
自身が思ってしまうと
申し訳ない気持ちになります。

それでも支えてくれるという
仲間なら素敵ですが、
中々そうとは限らないです。

その時は逃げてしまってもいいんです。

ADHDの方は
興味関心がないことに対しては
集中力は皆無に近いですが

逆に、興味関心があることに対しては
圧倒的な集中力を発揮することがあります。

私は小さい頃
みかんの皮で3時間ほど遊んでました笑

逃げる、というと
聞こえが悪いかもしれませんが

自分に興味関心があることを
探しにいくという表現なら
カッコよく聞こえますね!

そんな感覚で自分に合った環境
働き方を探しにいくんです!

必ずありますから。


まとめ

今回は
【ADHD】社会人ADHDのラクな生き方
というタイトルで書いていきました。

ここで伝えたかった結論は
社会人でADHDで苦しんでいる人でも
ラクな生き方を目指していいということです

・興味がないことに本当に力が入らない
に対しては
①興味がある方向へ持っていく
②興味がないものから離れる

・どれだけ気をつけてもミスをしてしまう
に対しては
①仕組みで改善する
②カバーしてもらう

・自信がどんどんなくなる
に対しては
①相談してみる
②逃げるは恥だが役に立つ


自分が自信を持って生きられる環境を
探してください!

必ずあります。

そして皆さんにしかできない
仕事が必ずあります。

ADHDはネガティブに見られがちですが
見方によっては才能になります。


興味関心がないことに集中できなくて
(無駄な時間を過ごさない)
興味関心があることに集中できる
(やりたいことで成果を出せる可能性)

どんな人生を歩むかは皆さん次第!

皆さんの可能性は皆さんが
まず信じてあげて下さい。


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