2021夢日記 意地悪な頼まれ事 ji-jyo 11月7日
僕は今年に入ってから毎日、夢日記を書いている。過去のものは月別にマガジンを作成してあります。
昨日の夢は何とも言えないムシャクシャするような展開だった。
始まりは車の販売店のようなところで働いているところだった。
僕はスーツを着ていてどうやら営業担当のようだ。ガラス越しに見える隣には小さな整備工場もあり整備員たちが忙しそうに働いていた。
『まいったなぁー。』
『どうしました?』
顔をくしゃくしゃにしながらこの店の社長であろう人物が何やら困っている。
『いやね。近々納車が迫っている車の最終審査を済ませなければならいんだけど、今日は担当の女の子が体調悪くて出勤してないんだよ。変わりに行けそうな人もいないし。』
『では僕行きますよ。急ぎの仕事はないですし。』
『いやぁー。まぁそれは助かると言えば助かるんだけど…。でもやっぱり悪いよ。この仕事を頼むのは。』
『そんな遠慮しないで任せてくださいよ。』
『そ、そう? まぁ君がそこまで言ってくれるなら…。じゃあこの書類を持って審査場まで向かってもらって。』
そんなやり取りをしたあと僕は速やかに審査場とやらに向かった。
審査場に着くとこれでもかというほどの混雑ぶりで慌ただしく働くスタッフたちは殺気立っている様子が伺える。そうか。こんな状況だから社長はこの仕事を振るのをためらっていたのか。きっと慣れてる従業員に頼んだ方がいいと思っていたのだろう。と、そのときはそんなふうに思っていた。
いよいよ自分の店の車が審査される順番がまわってきた。
『はい! じゃあ次の方。書類を持って車の下にお入りください。』
え? 車の下に入るのか? 何でだ? そう言うものなのか…。
ひとまず言われた通り車の下に入り待機していると、
『ちょっと! 何やってるの? 早く点検進めなさいよ。まだまだ審査を待ってる人達がたくさんいるのよ!』
えぇー。そんなこと言われても初めて来たのにひどい言われようだな。だって車の下に入ったはいいもののその後どうするのかなんて全くわからないよ。
仕方ない。ここは店に電話してどうやって進めるのか聞いてみよう。
胸ポケットからスマホを取り出し電話をかけようとすると、
『ちょっと! あんた何してんのよ!? 電話は禁止! 外部に聞くなんてそれカンニングだからね!』
は!? カンニング? こいつはいったい何を言っているんだ。これは車の審査なんだろ? これじゃあまるで僕自身が審査されてるみたいじゃないか。
『ちょっとあんた! いい加減に早く進めなさいよ!』
そんな理不尽極まりない物言いを聞いたところで今日は目が覚めた。
これかこの理不尽さを知っていたから社長はこの仕事を振るのを躊躇していたのか。でしゃばるのも確認不足もよろしくないなと感じる朝だった。
さて、明日も夢日記を書いていこう。
【2021 10月夢日記 ~ji-jyo~】
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