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2022夢日記  嫌なお仕事  ji-jyo 1月22日

昨日はいくつかの夢を見て一つは何だか楽しくて嬉しかったはずなのに、最後に見た嫌な夢のせいでせっかくの楽しい方がよく覚えてない始末となってしまった。というわけで仕方なく嫌な夢を書いていくとしよう。

始まりはグレーの作業着に身を包み、何だかどんよりとした雰囲気の建物の近くを歩いているところからだった。

近くには仲間の作業員が二人大きな段ボールの板を抱えて歩いていた。

『なあ。本当にこの建物入るのか? これ絶対やばいヤツだろ。今日の現場は過酷過ぎるって。』

『あーわかってるよ! いいからお前、口に出すなよ。それ言ったら何だか余計に足がすくむじゃねーか。』

『だってよー。見るからにわんさか出る雰囲気なんだもん。』

2人が話すその会話を聞きながら僕も憂鬱で仕方がなかった。なんせ今から入ろうとしている建物はコンクリートの壁に少しヒビの入った古いものだったからだ。そして今から僕らがやる仕事。それは害虫駆除…。と言えば少しはマシに聞こえるが要はゴ〇〇リ退治だ。

『でも今日は新兵器を作ってきたからきっとチャチャっと終わるだろ! だってこれ放り投げればそれはもう一網打尽よ。』

得意気に仲間が語るのは新兵器と言うにはあまりにお粗末なただただ大きいだけのいわゆるホイホイ系のものだった。

そんなお世辞にも害虫駆除のスペシャリストとは到底言えない僕らはいよいよ問題の建物の入口に辿り着く。

『今日は…。あれだな。確かこっから入ってすぐの地下1階だけやればいいんだよな?』

『ああそこだけだ。まあ…。何か地下が一番やばそうな気もするけど。』

『ああもう! とにかく行くぞ!』

頭に装着したヘッドランプを灯しいざ地下室に進入して行く。さほど広くないゴミ置き場のようなその場所は文字通りのカオスだった。

『おい! これやっばいだろ! 想像を上回るほどの数だぞ!』

『い、嫌だ! きもいだろ! おい! 早く! 早くそれ投げろ!!』

仲間がすかさずお粗末新兵器を投げ入れる。そんなんでと思ったのも束の間思いのほか凄まじい効力を発揮しみるみるうちにホイホイに吸い込まれて行く。

『よ、よし。1回避難しよう!!』

地下室から夢中で抜け出した僕らはもうすでに何十時間も働いた後のようにぐったりとしていた。

『まあうまくいって良かったよな。』

『ああ。でもさ…。この後またあれ回収しに行かなきゃならないんだろ?』

『もうさ。ここはじゃんけんで決めて負けたやつが取りに行くことにしないか?』

絶対に嫌だ。そんなじゃんけん参加したくないと強く思ったところで今日は目が覚めた。

嫌な夢だったなあ。嫌な夢ランキングで怖いよりきもいの方が絶対上位に食い込んでくると思った朝だった。

さて、明日も夢日記を書いていこう。

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ji-jyo
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