井戸川射子 柚子と檸檬「する、される」が「回遊する」運
あの人と出逢ったことで、「言葉(ことのは)」の葉っぱが繁りだそうとする「運」というものがあります。
その人の持つ「言葉(ことのは)」から「運」の葉っぱを繁らせ、樹木としての「運」からちいさな実りの「運」を握ら「される」時もあるようです。
井戸川射子の詩集を本屋で手にして、家に帰って、一気ビームで読み上げました。それからこんどはあの人の小説をまた開いてみた時、「柚子」と「檸檬」が湯船のなかでぷかぷか浮いているのを見るような気分になりました。
似てるんですよね、イメージが。
だ