人生の主役は自分自身!
今日は、自学道場8つの心得の1番目「人生の主役は自分自身」についてお伝えします。
自学道場8つの心得ってなに?という方は、こちらの記事をご覧くださいね。
私の経営する能力開発型の学習塾「自学道場」では、子どもたち一人一人の主体性を育み、個性を発揮することを目的とした授業を展開しています。
その中で、この8つの心得、特に1番目の「人生の主役は自分自身」は非常に重要です。
★人の成長のプログラム
人は生まれながらにして「成長のプログラム」を持っています。
いえ、実際には人はお母さんのおなかの中にいるころから母乳を飲むための練習として指しゃぶりをし、生まれてからは手足を思い通りに動かす練習を誰に教わることもなくやっています。その一つ一つがすべて「成長のプログラム」であり、この世で生きていくために「必要なこと」を「必要なタイミング」でやるのが人間という生き物です。
その「成長のプログラム」を阻害してしまうと子どもたちは自信を無くしたり、曲がった感情を抱えたりするようになってしまいます。
「這えば立て、立てば歩めの親心」と言われますが、お子さんへの過度の期待が子どもの成長を邪魔してしまうこともよくあります。
中学受験での過剰な課題などはその最たるものです。幸せになってほしいという目的のために中学受験をさせているはずなのに、いつしか合格が目的になってしまい、お子さんができないことを責め、子どもはどんどんやる気をなくしていく。そんなシーンを私はたくさん見てきました。
植物を育てるときに、必要以上に水をやったり、必要以上に肥料をやりすぎると腐ってしまったり、うまく育たなくなってしまったりするのと同じように、人(特に子どもたち)も「必要なこと」を「必要なタイミング」で得られないといけないのです。
そして、この「成長のプログラム」を子どもたちは無意識的に選び取ることができます。生まれる前から「自分で選び取る力」が備わっているのです。
★それぞれがその人の人生の主役
この「人生の主役は自分自身」という言葉には、お父さんにはお父さんの人生が、お母さんにはお母さんの人生があるのと同じように、お子さんにもお子さんの人生があるということを示しています。
ここで大切なのは、まずお父さん、お母さんが自分の人生を他人任せにせず、きちんと「自分で選び取る」という決断力を持ち、自分の決断に自信を持つことです。
★子は親の鏡
子どもはお父さん、お母さんの姿を見て、学び、価値観を作っていきます。
高圧的なお父さんの子は他人に高圧的になり、愚痴ばかり言うお母さんの子はいつも愚痴ばかりをいう子になります。
なんでも他人のせいにする親の子は、やはりなんでも他人のせいにした人生を歩みます。
「子は親の鏡」とよく言われますが、お子さんの「問題行動」といわれる行動の源はそのほとんどが実は親御さんの問題点でもあるのです。
★まとめ
①人には生まれる前から「成長のプログラム」が備わっている
②お父さんにはお父さんの人生が、お母さんにはお母さんの人生があるのと同じように、お子さんにもお子さんの人生がある
③子は親の鏡である
この3つをぜひ心に留め、お子さんの幸せな将来のために、今必要なことは何なのか、よく観察してあげてください。
今日もこのnoteをご覧いただき、ありがとうございました。