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おもしろミニ保険大賞コンテスト歴代の最優秀賞
日本少額短期保険協会が、少額短期保険をもっと身近に感じていただきたいという想いで実施している「ミニ保険の日」イベントがあります。2015年より毎年3月2日(3(ミ)月2(ニ)日)に実施され、今年2024年で10回目を迎えました。
その中で、おもしろミニ保険大賞コンテストとして、「あったらいいなこんな保険」、「ありそうでなかったこんな保険」のアイディアを広く一般の方から募集しています。応募された作品の中から実際に商品化されたアイディアもあります。
今回は、おもしろミニ保険大賞コンテストの特設サイトから、歴代の最優秀賞を全部並べて眺めてみましょう。
◾️ 第10回(2024年3月)最優秀賞「幹事さん安心保険」
大人数の宴会を予約していたが、不可抗力でキャンセルせざるを得ない場合のキャンセル料を補償する保険
◾️ 第9回(2023年3月)最優秀賞「空き家対策保険」
空き家が抱える課題に応じたステージに対応して保険を提供
維持管理プラン
相続調査プラン
家財整理プラン
空き家整理プラン
◾️ 第8回(2022年3月)最優秀賞「ヤングケアラーサポート保険」
ヤングケアラーとして頑張っている子どもたちの将来の進学費用や、負担軽減のためのデイサービスや訪問介護、将来の一人暮らし費用のサポートをする保険
◾️ 第7回(2021年3月)最優秀賞「オンラインイベント保険」
オンラインイベントの主催者向けに、通信障害などの発生によってオンライン配信不能となり、参加費の返金をせざるを得ないケースの保険。参加費返金分、配信会場費、演者などの出演キャンセル料の一部を補償する。
このコンセプトに近い保険として、2022年に「ストリーミングイベント中止保険」が、三井住友海上火災保険株式会社からストリーミングイベント中止保険が発売されています。
◾️ 第6回(2020年3月)最優秀賞「産後ママ保険」
産後から育児相談サービスダイヤルがあったり、ベビーシッターや家事代行が割引になったり、産後ママをサポートして産後うつを予防する。もし産後うつになった場合は、ベビーシッターや家事代行の費用を保険がカバー。
このアイディアは2022年1月に株式会社カラダノートとジャパン少額短期保険株式会社から発売された産後ママのための子育て支え合い保険として既に実現しているようです。
◾️第5回(2019年3月)最優秀賞「老後快適保険」
老後、老人ホームなどに入る際に、老人ホームに入るまでに、入所待ち期間にかかる費用を補償してくれる保険。待機児童ならぬ、待機老人に対応。
◾️ 第4回(2018年3月)最優秀賞「介護認定夫婦保険」
夫婦どちらも介護認定を受け、どちらかが重度の要介護になった場合の保険。介護タクシーや、通院に利用する手段も保険から支払われる。
◾️ 第3回(2017年3月)最優秀賞「baby保険」
妊娠中のみ入れる保険。切迫流産・異常妊娠など、妊娠を機になってしまう万一の病気の治療に対応する保険。
このコンセプトに近い保険としては、2020年8月にスマートプラス少額短期保険株式会社から発売された妊娠中に入れる保険「母子保険はぐ」があります。
◾️ 第2回(2016年3月)最優秀賞「またくるね」
遠方で暮らす親・兄弟の介護が必要になった場合に、介護者の交通費を補償する保険。
◾️ 第1回(2015年3月)最優秀賞「出席停止の病気保険(ママ向け)」
子供がインフルエンザなど数日学校や幼稚園を休まないといけなくなった時の保険。パート代などの収入の減少や医療費負担、給食の代わりの食事づくりなど時間も手間もお金もかかる、そんな時に備える保険。
こうしてみると、ミニ保険(少額短期保険)はその時々の世相を反映し、また様々な社会課題を解決するポテンシャルがあると感じました。
ここには取り上げませんでしたが、優秀賞や佳作も興味深い保険のアイディアがいっぱいです。ぜひ、オリジナルのサイトをご覧ください。新規事業として少額短期保険業を立ち上げる皆様の参考になれば幸いです。
お知らせ
弊社は、少額短期保険の設立・運用実績や保険業界における多数のシステム提供実績を活かし、企業の少額短期保険事業立ち上げをサポートする新事業「少短設立Navi」を開始いたしました。
少額短期保険設立に関するご相談・お問い合わせがありましたら、ぜひお気軽にお声掛けくださいませ。